本園のある黒髪校区は、小泉八雲や夏目漱石なども教師を務めた第五高等中学(現:熊本大学)や現在の県立高校のさきがけとなった第一済々黌(現・済々黌高校)が明治時代にこの地に移転してきたことで、教育の歴史にまつわる史跡が多い校区です。
そんな校区の特色を地域の子どもたちに知ってもらい、校区に誇りと愛情を持ってもらうことを目的として、この程、校長の松田先生が『郷土読本 近代教育発展の地 くろかみ』を編集、発行されました。
松田先生は、本園の保護者OBでいらっしゃり、同じ校区ということで幼、保、小、中連携等でも親しくさせていただいています。
発行をお祝いするために、先日同校卒業生の二人で黒髪小を訪問させていただいたところ、本にゆかりのお話をたくさん伺うことができ、改めて母校への熱い想いがこみ上げてきました。
この本とともに、私たちもできることを語り継いでいきたいと思っています。