３月１１日に日本を襲った『東北地方太平洋沖地震』は、これまでに類を見ないような大惨事となり、各地に大きな被害をもたらしました。終日テレビや新聞で大きく取り上げられる被災地の様子は見るに忍びなく、只々一日も早い復旧を祈るばかりです。
園では、折りに触れて‘困ったときにはお互いに助け合うことの大切さ’を子ども達と一緒に考えてまいりました。年明けにも、いただいたお年玉の中から世界中の困っている人たちへ少しでも役立てて欲しいと願って、恒例の『ユニセフ募金』を行ったところです。
今回の大震災では、同じ国の多くの方々が日々“命”と向き合っていらっしゃる深刻な状況を前に、園として何かできないかということで義援金をお願いしています。
「オムツを買ってください。」と言って持参してくれる子どもや、義援金の袋に「多くの方が元気になられることを願っています」といったメッセージを添えてくださるところもありました。幼稚園連合会を通して、皆様のお気持ちを必ず被災地の方々へお届けしたいと思っています。
また、今、私達にできることとして、それぞれの家庭での『節約』、『辛抱』ということも併せて子ども達に伝えていきたいと思います。