‘爆弾低気圧’の通過による一昨日の大雪(関東地方)が記憶に新しいところですが、皆様怪我などなされませんでしたか?
ところで、熊本地方も年明けから厳しい寒さが続いています。私は毎朝、子ども達にこの時季ならではの自然体験をしてほしいと願い、‘氷・霜柱’を求めて園庭の水溜りやプランターの様子を眺めています。先日、かなり冷え込んでいたのに霜柱が見られない日があり不思議に思っていたところ、同僚の先生から「乾燥しているので水分がなかったのでしょうね。」と助言されました。そういえば『霜柱は、地表の温度が0度以下で、地中の温度が0度以上という条件でできる。まず、地表付近の水分が冷やされて凍る。すると、地中の水分が毛細管現象によって地表へ吸い上げられて凍り、地表の氷を下から押し上げる。これを繰り返すうちに、氷の柱が二ョキニョキと上へ伸びていく。これが霜柱だ。』(熊日1/9付夕刊から抜粋)という記事を思い出し、なるほどと納得しました。
様々な条件が絡み合って起きる自然現象。多くの子ども達に観て触れて何かを感じてほしいものです。