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日記

もちつき

2021年12月9日(木)
園長先生頑張って!

 例年、竈で暖を取りながら行っていた『もちつき』でしたが、今年は殊の外暖かく、餅を搗くと汗が出るくらいの陽気の中、開催となりました。
 子ども達が日本古来からの伝承行事を知り、もちつきの由来等にも興味を持ってほしいという思いで取り組み、年長組のみ、杵と臼を使ったもちつきも体験しました。
 安全面と衛生面を考慮し、園内で搗いた餅を食べることはしていませんが、今回、老舗の「くさは餅本舗』の白餅をお土産に持ち帰ってもらいました。実際に観た光景(竈から湯気が立ち上る・もち米が少しずつ変化していく様・ぺったんぺったんという軽快なリズム音など)をお子様から聞きながら、小さくちぎった餅をよく噛んで少しずつ召し上がっていただけたことと思います。
 来る年こそ、満面の笑顔でたくさんのふれあい活動が再開できることを祈るばかりです。

火起こし準備中
もち米の計量
先ずは、火をおこし餅を蒸す準備です。
竈に薪をくべて湯を沸かします。
昨日洗って水につけておいたもち米をざるにあげた後、計量カップで量りせいろに入れます。
朝の出迎え
蒸籠から臼へ
園内では、普段通るところに×印が…。「なぜ通れないのかな?」の問いかけに、「火を使っているから。」と答えてくれた年長さん。バス登園の子ども達にルート変更の知らせをお願いしたところ、自分達で手を繋ぎ、♪てをつなごう~と嬉しそうに歌っていました。もち米が蒸し上がりました。
蒸籠からお湯で温めておいた臼の中にもち米を入れます。
年長組の準備ができたら、杵と臼を使ったもちつきの始まりです。
もち米の変身!
蒸し上がったもち米を搗く準備
蒸す前のもち米と蒸し上がった後のもち米の様子を子ども達にも観てもらいました。「ごはんみたい。」という声が聞かれていました。バスの先生方が、蒸し上がったもち米を杵で潰してこねています。これをしっかりやることが、上手く搗くポイントです。
年長さんが搗きます。
先生と一緒にぺったん
杵と臼を使ったもちつきは、初めての経験だと思います。「おもたいねー。」等と言いながら頑張っていました。ぺったんのリズムがつかめるまで、先生もお手伝い。お友達と気持ちを合わせて搗きました。
頑張れー
先生と一緒に搗こうね
お友達の搗く様子を観ていると、次第にコツがつかめてきたようです。“観て学ぶ”ですね。先生も一緒に頑張ります。もうすぐ出来上がりそうですね。
先生も頑張ります。
0,1歳さんもカートに乗って見学
園長先生と年長組の先生とで仕上げに搗きました。「がんばれー」の声が飛んでいました。0,1歳児さんはカートに乗っての見学です。年長以外の他学年は、2階の回廊やピロティからもちつきの様子を見学しました。
鏡餅作り年少さんも見学
出来立てのお餅は、鏡餅にして園内に飾ります。お正月の前にご家庭で準備をなさるときにお子様と話ができるとよいですね。年少組、年中組も降りてきて、鏡餅作りを見学していました。皆、真剣な表情で話を聴いていました。