例年、竈で暖を取りながら行っていた『もちつき』でしたが、今年は殊の外暖かく、餅を搗くと汗が出るくらいの陽気の中、開催となりました。
子ども達が日本古来からの伝承行事を知り、もちつきの由来等にも興味を持ってほしいという思いで取り組み、年長組のみ、杵と臼を使ったもちつきも体験しました。
安全面と衛生面を考慮し、園内で搗いた餅を食べることはしていませんが、今回、老舗の「くさは餅本舗』の白餅をお土産に持ち帰ってもらいました。実際に観た光景(竈から湯気が立ち上る・もち米が少しずつ変化していく様・ぺったんぺったんという軽快なリズム音など)をお子様から聞きながら、小さくちぎった餅をよく噛んで少しずつ召し上がっていただけたことと思います。
来る年こそ、満面の笑顔でたくさんのふれあい活動が再開できることを祈るばかりです。