幼稚園最後の「音楽会」となりました。年長組では、歌のねらいを「歌詞の意味を理解して曲のイメージを表現しようとする」「気持ちをひとつにして、声を揃えて歌う楽しさを味わう」とし、園生活で日々意識してきた歌唱に取り組んできました。
友だちの気持ちを汲み取り、寄り添う温かい心を持っているふじ組さんは、泣いている子がいたり困っている子を見つけると、直ぐに声を掛け一緒に解決しようとします。そんな子どもたちの姿をイメージして選曲した「せかいがひとつになるまで」の歌。落ち込んだ時も傍にいてくれる人に笑顔で手をつないでもらうと、温かさが伝わり次のステップに踏み出せるよねという共通のイメージで歌いました。
合奏では、「おつかい」をテーマにした曲で物語を作っています。それぞれの場面での気持ちを考え、その気持ちを表現した音の出し方を意識する経験を積み重ねています。一人ではなくクラスのみんなとイメージを共有し、合奏する楽しさを感じることができたふじ組です。