年長組では、子どもたちが楽しみながら数に親しむことができるように、また、保護者の方も一緒に楽しんで頂ける様にと考え、“ボール投げゲーム”をしました。ゲームで使うボールは、新聞紙やビニールテープ、マジックテープを使って事前に子どもたち自身が1人7個作りました。
また、前日には『的に投げたボールの数を確かめる方法』をクラスで話し合いました。「頭で数える。」「指を指して数える。」、「的の上で並べて数える。」、「的から取って並べて数える。」など子どもなりの様々な考えが出ました。話し合いの時は、「はい!」と早く自分の意見を言いたい子、的をじーっと見ながら考えている子、友だちの意見を聞いて「それいいね!」と反応する子など、友だちの小さな気付きにも耳を傾けていた子ども達です。最後に教師が用意した“数図シート”を見せると、「なにそれー?」と興味津々のようでした。
参観当日は、保護者の方に的を持っていただいたり、数図シートでの確かめを一緒にしていただいたり、また、投げ手と持ち手を交代して保護者の方にもゲームに挑戦していただきました。子ども達だけでなく、保護者の皆様も笑顔がいっぱい溢れ、とても楽しいひとときでした。