年の瀬を感じさせる冷たい風が吹いた9日(木)。今年もたくさんの方々のご協力の下『もちつき』を行いました。今年度から発足した‘親父(おやじ)の会’のお父様方、長薫寺の皆様に威勢よくもちをついていただいた後、係のお母様方に手伝っていただき、子ども達一人ひとりがつきたての餅を丸めます。「やわらか~い。」「あったかいね。」といった言葉が聞かれ、ほっぺたについたもちとり粉もそのままに、各組に持ち帰ったお餅を早速ほおばっていました。“少しずつよく噛んで食べる”という安全の約束を守り、たくさんの皆さまの愛情が込められたお餅を食した子ども達の表情は、本当に嬉しそうな笑顔でいっぱいでした。
その後、年長組の子ども達は一人ずつきねを持ち、もちつきを体験しました。現在、臼ときねを使ったもちつきを経験する機会は少なくなってきていますが、園の基本的考えの一つである‘本物に触れる’ことと併せて、日本の古来からの伝統行事である『もちつき』をこれからも子ども達に伝えていきたいと思っています。
いよいよ今年もあとわずか。一年の健康と安全に感謝しつつ、新たな気持ちで来る年を迎えたいものです。