6月25日、朝から雨脚がひどく「お迎え訓練」実施もあやぶまれたなか、こども達が園へ登園し終えたころには雨もやみ訓練内容を変更して実施しました。 平成28年の熊本地震から丸6年。その後当時レベルの地震は起こっていませんが、規模が小さくなった地震は今でも時々起こっています。これまで幸いにも、こども達がこども園を利用している時間に大規模な地震発生はありませんが、園では地震を想定した訓練にも取り組んでいます。地震だけでなく、地震後火災が起こった場合・避難場所を移動する場合等です。今回のお迎え訓練も非常事態を想定し計画しました。 仕事に行っているとき「緊急迎え」対応をしなければならなくなった場合、保護者の誰がどのようにしてこどもを安全に引き取ることができるか?これまで想像されたことはありますか。 緊急事態ではだれでも冷静な判断力が低下します。行動を想定して訓練しておくことは、命を守る行動としてとても大切なことです。こども達は毎月の訓練を通して、「自分の命は自分で守る」ことを考えて行動するようにしています。今回の訓練を機にご家族で連絡方法・引き取り方法等検討されてみてはいかがでしょう。 訓練の翌日21時過ぎに、美里町を震源とする地震が起きました。あまりにもタイムリーな地震に驚くとともに、訓練の重要性を実感しました。「命を守る行動」を再確認していきましょう。
|
|
| 聞く姿勢にも緊張感が感じられます。 | どんな行動が必要かをみんなで話し合いました。命を守れる場所は? | 荷物がないと、体がすっぽり入るね。でも二人で使っている棚だから・・・どうすればいいかな |
|
|
| 大切な頭を守ることが大切であることを伝えました。 ダンゴムシ!子どもたちにとって共通言語です | らっこ組さんのダンゴムシは・・・ごろりとねる。となっていました。例えでもわかりにくい年齢があるようです | うさぎさんのダンゴムシ。小さく頭を守るポーズができています。 |
|
|
| 地震発生です。先生たちが囲んでみんなのことを守ってくれます | 電気も復旧しないため、お迎え対応となりました。兄弟は傍によって一カ所に集まります。 | 「大丈夫だよ」と先生の手のぬくもりと抱っこ。子どもの不安に寄り添って見守ってくれます |
|
|
| 兄弟3人集まってお迎えを待っています。先生が傍にいてくれて安心です | お迎えの保護者と園児の名前を確認し、「お願いします」と命の受け渡しの言葉を交わします。 | 兄弟のお迎えです。 「一緒に慌てず行きましょう」とばらばらにならないように配慮します |
|