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日記

救急法

2015年7月6日(月)
全員でアドバイスし合いながら行います

 こども園では、日頃から安全に対して十分配慮しているところですが、万が一、救急処置が必要になった場合、迅速に適切な対応ができるよう泉ヶ丘消防署の方3名をお招きして、救急法の講習会を行いました。

  成人の場合の胸骨圧迫(心臓マッサージ)のポイントは、①位置(胸の真ん中を押す)、②深さ(最低5センチは押す)、③リズム(一分間に100回押す速さで)、④もどし(押した後もとの位置に戻すことによって血液を脳等にしっかりと行き渡らせることができる)でした。

 また、できるだけ人を集めて、交代をしながら良質な胸骨圧迫を続けることが重要ということ、中断時間は10秒以内で行うことなどをアドバイスいただき、その後、乳幼児への胸骨圧迫法の確認と、AEDの使用法、安全なプール管理についての確認もしました。

 実際に体を動かしながら実践することで、いざという時に冷静な対処が可能になります。

 今後も、子どもたちの安全と健康を守るため、危機管理意識を高めていきたいと思います。

 


講習の概要を聞きました。

胸骨圧迫では、ここを押します
講習の概要を確認しました。胸骨を圧迫する際の位置確認です。

 


交互にすることによって効果的な胸骨圧迫ができるのです

乳児の胸骨圧迫の方法
互いに、押す位置・押す深さ・リズム・押したら元の位置に戻しているかどうかを確認しあいます。乳児の胸骨を圧迫する時は、片手中指、薬指の力を使って行います。(胸の厚みの1/3以上)

 


AEDのパッドを貼る位置の説明

子どもへのAEDの使用法の確認
成人へのAED使用法の確認をしました。乳幼児の場合は、胸側と背中側で体を挟むようにパッドを貼ります。