5月にお友達が持ってきてくれたカブトムシの幼虫を、これまで年中さくら組のみんなで気に留めながら大切に育ててきました。折々図鑑をたどりながら、「こうしたらいいかな？」と時期に沿って考え、興味深く関りました。土が乾いていたら湿らせ、幼虫のふんが見つかると手で丁寧に取り除きました。「幼虫はさなぎになるまで２回脱皮（皮を脱ぐこと）をして大きくなること」や「さなぎになると幼虫は土の中に部屋を作ること」を知りました。図鑑にかいてあることを確かめたいと毎日、毎日飼育ケースを覗いていました。体が（まえばね）茶色になって、白くなって、また茶色になって･･･さなぎが脱皮のために動く様子も見ることができました。
7月7日。土がもこもこ動きます。しばらくするとカブトムシが顔を出しました。みんなで土をどかして対面です。「やったぁ～！」と大喜びの子ども達。なんと5匹も出てきました。「おめでとう！」「さくら組の友達だね。」感激・感動の出来事となりました。大切に粘り強くお世話をし、興味を持続させた子ども達に感心させられました。