一年のまとめの時期になりました。子ども達は「『思いや考えを伝える』ためにはどんなことに気をつけたらよいか」、「『伝える相手』を考えながら言葉を選んで話す」、「友だちとイメージを共有し、言葉やもののやり取りを楽しむ」など年齢に合わせて1年間を通して取り組んできたことを「発表」という形で参観していただきました。
コロナ感染症拡大防止のためご家族1名の参加ご協力をいただき、検温を始め、各クラスが密にならないようにクラス別の登園、降園時刻設定等、例年とは違う形での開催となりました。 | | | クラス毎、時間差で登園です。門では検温をさせていただいています。 | 未満児クラスは保護者の方とひと時も離れがたく、衣装をつけて又会いに行っています。 | まだ保護者の方が入場前なので、涙が出た未満児さんに、先生がピアノを弾いて気持ちを和ませています。 |
| | | 未満児クラスは衣装を着て準備をしています。早く衣装を着たお友だちは、先生から絵本を読んでもらっています。 | いよいよ始まります。保護者の方を前にしたら涙が出たお友だちに、先生が不思議な音のプレゼント。涙も引っ込みましたよ。 | 0歳児は「お弁当バス」のお話です。入園してから毎日取り組んでいるうたや、日常をちりばめながら披露しています。 |
| | | 空き容器で作ったミニマラカスで、普段から楽しんでいる「おもちゃのちゃちゃちゃ」を踊り、そのあと「お片付けの曲」が鳴ると自ら片付けを始めています。 | 未満児クラスは0~2歳合同で毎日、朝と帰りの集まりを行っています。お帰りの曲がかかると体が自然にリズムにのって動き出してしまうかわいい0歳児さんです。 | 1歳児はクラスで親しんでいる絵本「ほかほかシチュー」を取り入れました。ウィンナーや野菜に扮した子ども達が、自分の力でじゃ~んぷしてお鍋の中にとび込みます。 |
| | | お鍋に入った野菜やウィンナーを混ぜ混ぜ・・・。 大きな野菜を、全身を使ってこねたり上に乗ったり。自由な表現をしています。 | お客様を前に、楽しく遊んだ満足感が笑顔に現れています。 | 「にん~じん、たま~ねぎ、じゃが~いも、ぶた~にく」うたに合わせて手の表現も変わります。 |
| | | 2歳児の「どうぞのいす」の始まりです。言葉の繰り返しや動物になりきることが楽しく、先生に何度も読んでもらった絵本です。 | 一人よりも二人で台詞を言うと心強いことも経験しました。劇のあとは「合図を見て鳴らす」ことに気をつけながらカスタネットの合奏もしましたよ。 | 3歳児の衣装付けです。一人で出来る所は一人で頑張っています。 |
| | | 衣装付けも終わり、保護者の方の入場までの少しの時間を使って「普段通りの声が出るように、気持ちが落ち着くように」発声練習です。 | 発声練習をして、クラスのみんなの気持ちを一つにしています。 | 3歳児スタンバイOKです。 |
| | | どうやったらお客さんに伝わるかな?と言うことをみんなで考え、声の大きさ、体の向き、身体表現を行ってきました。 | 子ども達の普段の様子から「おともだちになってね」の絵本を題材にしました。友だちとイメージを共有し言葉やもののやり取りをしっかり楽しみました。 | 普段から友だち同士で役を決めてお家ごっこやケーキ屋さん、パーティーごっこをしているだけあって、役になりきっていますね。 |
| | | ケーキ、おいしそうですね。 まるで本物のりすになったようです。 | くまさん、お昼寝から目覚めました。表現豊かで誰が見ても目覚めたのが分かりますね。 | 最後は合奏です。楽器ごとにリズムを分担し、先生の合図をしっかり見て演奏を行います。 |
| | | 4歳児は「ブレーメンにいこう」で役割を果たしながら、自分の得意なことについても発表しました。 | 表現も自分たちで考えました。悲しそうに登場です。 | 「年を取って出来なくなったこともあるけれど、でも私はこれが得意だよ!」 |
| | | 背景や家もクラスのみんなで協力して作り上げました。 | 「泥棒の家だ、追い出すよ」 勢いよく、動物達が大きな鳴き声とともに追いかけます。 | 劇のあとは1年間のまとめとして「キラキラ星」の演奏です。タンギングがとても上手になりました。 |
| | | 周りの友だちの音や、先生の伴奏をしっかり聞いて合わせています。 | 担任の先生から最後の挨拶です。 | 以上児の登園風景です。 |
| | | 子ども達が登園するまでの時間、最後のチェックを入念に行っています。 | 5歳児は「将来の夢」についての発表です。 | 5歳児は部屋の外から元気に入場です。 |
| | | 保護者の方々は密にならないように参観してくださっています。 | 学園で大切に取り組んでいる「よろこびのうた」を日本語、ドイツ語、そして鍵盤ハーモニカの立奏で披露します。 | どのようにしたら自分たちの思いが伝わるか、度々クラスのみんなで考えてきました。 |
| | | 自分の夢を今の自分の姿と照らし合わせながら、具体的な 4つの目標を見つけました。 | 自分で言葉を選びながら、 自分の想いを、相手に伝わる よう話しています。 | 担任の先生もピアノの前から見守ります。 |
| | | 言葉や、言葉を補う別の方法(絵や写真などの具体物)で気持ちを伝える方法も取り入れ、実際に園で写真を撮りました。 | クラスでお仕事図鑑を読んだり、夢について家族と一緒に調べたことを友だちに伝え合いました。 | 発表する友達にクラスの友だちが質問をして、対話形式の発表をしています。発表の後「伝わったよ」の拍手をすることもみんなで考えました。 |
| | | 次の発表の場を作るために、自分たちで机の移動を始めました。 | 歌の大好きな5歳児、大きな口を意識してはっきりと言葉を伝えています。 | 「見つけよう たいせつなもの」この歌の中には目に見えないけれど沢山の大切なものに気付けるような言葉に溢れています。 |
| | 人への優しさや近くにいてくれる家族や友だちのことをいつまでも大切にして欲しいと願っています。 | おみやげを頂いて発表会も終わりです。 帰りの挨拶をしています。 |
子ども達の発表会当日の姿は勿論のことですが、当日に至るまでの『過程』も、子ども達一人ひとりが楽しんだり、話し合ったり、取り組む姿に成長を感じました。この『過程』をしっかり楽しむことこそ、次へのステップとして子ども達の心に大きく残ることでしょう。
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