毎年、食育の一環として苗を全家庭にお配りし、園と家庭で共に野菜を育てています。今年も子ども達は、水やりのお世話をしながら、生長する実や葉を小さな手で大切そうに触っては「はやくたべたいねぇ。」と収穫を楽しみに過ごしています。
先日、ひよこ組のこどもたちが園のピーマンを収穫し、一つ一つ丁寧に洗ってピーマンパーティーの準備をしました。子ども達が見守る中、担任がとれたてのピーマンを包丁で切ると、部屋中ピーマンの香りがいっぱい。醤油とおかかで炒めると更に美味しそうな香りになり、いつもはピーマンが苦手な子ども達も「おかわり!」の続出でした。きっと自分たちで育てたピーマンの味は格別だったのでしょう。
ピーマンを食べながら、「いつも食べている野菜は、お店に置いてあるだけのものではなくて、自然や人が大切に育ててくれたものなんだね」と子ども達とお話をしました。
これからも、体験を通して気付き、喜びや感謝を味わえる活動を大切にしていきます。
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