朝早くから湯気が立ち上り、登園してきた子どもたちは「あーー、もちつきだぁ!」と、かまどの見える位置までやってきてキョロキョロソワソワしていました。お手伝いに来てくださったお父さん、おじいちゃん方が「ぱんっ!ぱんっ!ぺたんっ!ぺたんっ!」とお餅をつき始めると、目をキラキラ輝かせて見入っていました。餅ちぎり、丸めはお母さん、おばあちゃん方の出番です。まだ熱々のお餅をクニクニぽとっとちぎって綺麗に丸めてくださいました。子どもたちも真似をしてころころ丸めていきます。気分は餅丸め名人。でも手つきは何故か泥団子作り…。白い餅とり粉を白粉(乾燥したさらさらの土)のように餅に降り掛けてギュッギュッと丸めている子どももいました。
鼻の頭やほっぺを白くしながらも、出来上がった自分で丸めたお餅をおいしそうに頬張っていました。