子ども達と「家族」について話し合うと、お父様をはじめ、その他のご家族が自分たちのために、一所懸命働いてくださっていることを理解していることが伝わってきました。そこで、園では6月20日をファミリーデーとして位置づけし、感謝の気持ちや大好きな気持ちを伝えるためプレゼントとして家族の絵を描くことにしました。 「お父さんの髪はこんな感じだったかな?」 家族の顔を思い出しながら、髪の長さや眼鏡をかけていること等の特徴に気付いて表現していました。 顔の横に添えた花は、子ども達と季節の花を話し合い、園庭にも咲いていてどのクラスにも飾ってある身近なアジサイを作ることに決めました。
「ここは青に見えるけど、こっちは紫に見えるよ!」「白いところもあるんだね!」 園庭のアジサイを様々な角度から観察していました。 本物のアジサイを参考にしながら、様々な大きさにちぎった折り紙を貼りました。大きくちぎる子や小さくちぎる子、色を散りばめて貼る子や同じ色でまとめて貼る子等、個性あふれるアジサイになりました。
絵に添えた言葉は、子ども達が伝えたい言葉を自分で考え、教師が代筆しました。子ども達の言葉から、日頃のおうちでのかかわりが伝わり、私たちも温かい気持ちになりました。 大好きな人を思い浮かべながら、一生懸命作りましたので、一緒に見ながら語り合えるところに飾られてください。 【ねらい】 ・家族の方に感謝の気持ちを伝える。 ・大好きな人の顔を思い出しながら、顔の部位や髪の毛の特徴に気づき表現する。
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