いつもお世話になっているお母様に感謝の気持ちを込めて、カーネーションと写真立てを作りました。 まずは、「お母さんはいつも皆のために、いろんなことをしてくださっているね。そのどんな時にうれしいと感じるかな?」と子ども達に尋ねてみました。すると、「ご飯を作っってくれたとき。」「一緒にお風呂に入ってくれたとき。」等たくさんの言葉が聞かれました。 今回、初めて絵の具を使った制作をしました。教師が絵の具を付けた「たんぽ」を紙に押して見せると、子ども達から「わあー。」と歓声が上がりました。子ども達も早速「ポンポンポン」と言いながらリズムよく押したり、力の加減でできる色の濃淡や、絵の具同士が混ざりあう様を笑顔で楽しんでいました。 写真立て作りでは、紙粘土をちぎったり、こねたり、転がして丸めたりしながら粘土の感触を楽しみました。 紙粘土を丸く形作る前に、「丸ってどんな形なんだろう?」と、子ども達と身近なものの中から「丸いもの」を探してみました。
丸い形に触れた後、手の平を使って紙粘土を丸めていきました。まだ、丸めるということが意識できない子ども達には手を添えて一緒に取り組みました。 できた丸い紙粘土をケーキ用カップに入れ、ケーキに見立てて、ビーズやスパンコールでデコレーションすると「キラキラしてるね。」「おいしそうなケーキ。」と会話も弾んでいました。
「喜ぶかな?」「嬉しいかな?」「はやくあげたい!」と大好お母様を思い浮かべながらと一生懸命作ったプレゼント、子ども達がどんな思いで作り、渡したのかどうぞお話を聞いてあげてください。
カーネーション《たんぽ》 【ねらい】 ・たんぽの技法による表現の面白さを感じる。 ・気持ちの伝え方には様々な方法があることを知り、感謝の気持ちを言葉や形で伝える。 【内容】 ・たんぽを押してできる模様を楽しむ。 ・白と赤の絵の具が混ざりあう様子に気づく。
写真立て 《紙粘土》 【ねらい】 ・粘土の可塑性の面白さに気づく。 ・手の平や指先を使って、イメージしたものを表現する。 【内容】・つまむ、ちぎる、こねる、まるめる等して紙粘土の感触を楽しむ。 ・作りたいケーキをイメージしながら指先でビーズやスパンコールで飾り付けをする。 |