第二幼稚園
第二幼稚園  >  日記  >  年長 こいのぼり制作

日記

年長 こいのぼり制作

2021年5月14日(金)
こいのぼり

 先日、クラスで協同制作したこいのぼりを園庭に揚げました。
 風を孕みながら気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見ながら子ども達は、「わあ~!」「泳いだね!」と、嬉しそうに声を上げていました。風ではためくこいのぼりは子ども達が制作した素敵な模様をよく見せてくれ、「素敵な鱗にしてくれてありがとう」と子どもたちに語り掛けているようでした。

koi こいのぼり2

 制作過程では、四角形や三角形などの単純な図形は連続して組み合わせてあえる幾何学模様を見て、 「同じ形がたくさんあるね。」「大きい三角と小さい三角もあるよ。」と、幾何学模様の特徴に気付きました。基となる形を決め、自分で模様を作り、クレパスで色を塗って鱗の下書きをしました。自分が描きたい鱗の場所を選び、下書きを基にマスキングテープで模様を作り、上から絵の具を塗っています。マスキングテープをはがし、白く残ったテープの跡を見て、テープで彩色できなかった部分の模様を楽しむ技法(マスキング)の面白さを味わっていました。

 土台の目や尾びれは、実際のこいのぼりを見て特徴に気付き、色や塗る場所を友だちと話し合って決め、分担しています。

 全員の鱗を組み合わせることで、大きなこいのぼりが出来上がり、それぞれの作品が1つの作品になる喜びを感じる姿が見られました。

 

年長 制作 「こいのぼり」

ねらい

・こどもの日の由来やこいのぼりを揚げる意味を知り、愛されて育てていただいていることに気づく。

・色々な幾何学模様に触れ、自分なりの模様を考えて描く。

・マスキング技法の面白さを感じる。

・一人ひとりのうろこが連なることで、一つの作品になる面白さを味わう。