これから1年間使う絵本カードの表紙を制作しました。今回の絵本カードは「わにわにのおふろ」を題材にしました。子ども達は、見た目はちょっと怖い「わにわに」が、おふろをを楽しんで入っているこの絵本が大好きで、特に「わにわに」が洗面器でシャボン玉を作るシーンでは、「シャボン玉、たくさんとんでるね。」「シャボン玉したことあるよ。」などの会話が聞かれました。子ども達が絵本の世界を感じられるようにと、シャボン玉をすることにしました。 外でシャボン玉を飛ばすと光の加減で見える色があることに気づき、「黄色があるよ!」「青も見える!」と話しては何度も楽しみました。また吹き方で大きさが変わることにも気づき、大きなシャボン玉ができると、変化していく不思議な色合いをじっと眺める姿が見られました。桶で泡を立てるときは「気持ちいいね。」「泡がいっぱい出てきたよ。もこもこだね。」などと感触を楽しむ姿もありました。 色の変化するシャボン玉を思い出しながら、障子紙を使って染め紙をしたり、クレパスで泡を描き表現しました。
子どもたちが絵本に親しみながら作った絵本カードです。ご家庭での読み聞かせの時間を大切にしていただきますようお願いします。 《ねらい》 「わにわにのおふろ」の絵本に親しみ自分なりに表現する。 【染め紙】 ・角を合わせて障子紙を折る。 ・シャボン玉の色をイメージしながら、絵の具に障子紙をつける。 ・障子紙を広げた時の色合いの美しさを楽しむ。 【クレパス】 ・三点支持を意識して持ち、余白がないよう塗りこむ。 ・クレパスをぐるぐる回したり、円を描いたりしながら、泡立つ様子を表現する。
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