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日記

ピーマンパーティー

2011年7月6日(水)
ピーマン、あまくておいしいよ。

きゅうりやトマト、そしてピーマンの収穫の時期になりました。これまで、その生長の様子をを実際に観て・触れて・嗅いで感じてきました。きゅうりには雄花と雌花があること、トマトは鈴なりに実って、最初は緑色で赤くなっていくこと、ピーマンは白い花がさいてそこに実がなることなどを発見していました。きゅうりを収穫した時、「幼稚園のきゅうりはとげとげがあるのにうちのきゅうりにはないよ。」と気づいた子がいました。「採ってすぐのきゅうりにはとげがあるんだよ。」伝えると「なぜ、とげがあるの?」と難しい質問が返って来ました。いろいろな事象を知ることにより、子どもたちの知りたい欲求はどんどん膨らんでいくようです。
7月5・6日にピーマンパーティーをしました。園で生ったものと子どもたちの家で生ったピーマンをひとつづつ持ってきてもらいました。4月に園でトマトとピーマンの苗を植える時、家庭でも世話をし収穫の喜びを味わってほしいと、トマトとピーマンの苗を、毎年子ども達に配っています。ピーマンパーティーは調理から始まります。ピーマンを縦に切った断面と見せると、「これ種?白いね。」「いっぱいある!」「きゅうりに似てない?」といろんな意見が…。次に横に切った断面を見せると、「お花みたい」「ミッキーマウスにも見えるよ」と何に見えるかで話が盛り上がりました。それから先生が手を添え、子どもたちがピーマンを切りました。真剣なまなざしでピーマンと包丁を見つめながら切る子ども達。なかなか細くは切れません。いつもどんなにお母様方が小さく切っても、目ざとく見つけて食べない子も、自分たちで作った大きなピーマンは、食べれるのだから不思議です。切ったピーマンを、調理担当の片山先生に「お料理お願いします。」と渡す時、「甘いのがいいですか、それとも辛いのがいいですか?」尋ねられるとすかさず、「甘いのでお願いします。」とお願いする子どもたちでした。
昼食の時、できあがったピーマンを食べると「めちゃくちゃおいしい!」という声が聞かれました。「私、苦手だけどこれなら食べれる。」と全員が食べることができました。
毎月19日は食育の日です。御家庭でも“食べないから…”ではなく、食べたくなるような一工夫を心掛けましょう。

子ども用の包丁で…。おいしく作ってください!

ちょっとドキドキするな~。先生、おいしいね。

見て、大きいのも食べれるよ。かつおぶしも入っています。