園庭に椅子を丸く並べ、中央にキャンプファイヤーの丸太を組みました。午後8時、外はもうすっかり真っ暗です。 静かな曲と共にどこからか明るい灯りが見えてきて、火の女神さまが「聖なる火」を持って現れました。聖なる火が園長先生に渡され、点火されるとキャンプファイヤーの始まりです。灯りがゆらゆらと揺れながら燃えています。耳を澄ますと、ぱちっぱちっと音もしました。とても厳かな雰囲気の中、子ども達は優しい笑みを浮かべていました。 火を囲んで、皆で「燃~えろよ 燃えろ~よ」と歌いながら揺れる炎を見ていると、何だか穏やかな気持ちになってきます…。
穏やかな気持ちになったのもつかの間、ダンス「月夜の晩に」を皆で踊りだすと、途端に笑い声が聞こえてきました。 キャンプファイヤーの後は、子どもたちが楽しみにしていた花火です。大好きな友だちや先生と一緒に見上げる花火に、目をキラキラと輝かせていました。
花火が終わると、デイキャンプも終わりです。 活動が盛りだくさんだったデイキャンプ。今日経験したことは、こども達にとって大切な思い出になることでしょう。お迎えの保護者の方が見守る中、さよならの挨拶をしました。少し疲れた様子ではありましたが、こども達の自信に満ちた晴れやかな表情が印象的でした。帰ったらきっと、楽しかった出来事をたくさん話してくれることでしょう。 |