今年も残りわずかとなりました。行事がひとつまたひとつと終わるたびに年長さんの卒園が近づいてきます。
卒園の記念に、にれのき窯の中武先生にご指導いただいて、親子陶芸教室を行っています。中武先生のお子様は第一幼稚園の卒園生で、先生は学校、幼稚園、保育所などいろいろなところで指導されています。
「茶碗は両手の指をそろえてやさしく広げて、形はろくろの上できれいになっていくよ。」「皿はこうするとさかな。こうするとくまモン。」「手形でも何でもいいよ。」楽しく話されながらも、先生の手からは次々に素敵な作品が出来上がっていき、子どもたちはもちろんのこと保護者の方も感嘆の声をあげていました。
まずは「何をつくろうか…。」と親子で相談し、作るものが決まると子供たちの手に保護者の方の手を添えながら、作品を仕上げていきます。
兄姉で経験されている保護者の方から「今も大切に使っていますよ。」「お兄ちゃんが使っているのと同じのをつくると張り切っています。」などの声が聞かれました。
完成するのは卒園式前。卒園式の日に、この陶芸品も飾って卒園を祝います。親子で作った世界で一つだけの茶碗や皿を幼稚園の思い出の一つとして…。