健やかな子どもの成長をを願う「こどもの日」。端午の節句または菖蒲の節句と呼ばれ、古くは田の神様を迎え、豊作を願うための行事だったそうです。その日が「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という趣旨で、国民の祝日になりました。幼稚園でも、こいのぼりを製作し、その意味について話しました。
「こいのぼりの製作」はそれぞれの学年で取り組みが異なります。左の写真は年少さん。シールと野菜のスタンプで作りました。シール貼りは「のり」を経験する前段階に行います。野菜のスタンプではじゃがいもに彫った溝が線として現れるのを喜んでいました。右は年中さんのこいのぼり。ふきながしはのりを指でのばす経験をしています。こいのぼりは、線に沿ってはさみで切った扇型の画用紙を鱗のように貼りました。
年長さんは、毎年大きなこいのぼりを、クラスのみんなで共同製作しています。去年の年長さんのこいのぼりが空ではためく様子を見ていたので、「今年はぼくたちのがあがるんだね。」と描くのを楽しみにしていました。まずは、グループでどんなこいのぼりにしようかと下絵を描き、それをクラスのみんなでいいところ探しをして、イメージを共有していきました。意見がまとまらないこともありましたが、だからこそ出来上がった時に“みんなで作った”という喜びが味わえたのだと思います。
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