ピーマンがたくさんできてきました。年少さんとひよこ組さんはピーマンの料理を作りました。まず、先生がピーマンを切ります。たて、よこに切って中がどうなっているのか、どんな形に見えるか、確かめました。中にあるのは「まめ」「ごま」形は「ベンツのマーク」と答えた子どもがいましたよ。これを機会にいろいろな食材の名前、形、種の付き方などに興味を持つようなかかわりをしてください。保育参加のお母様方と一緒にピーマンを切ってみました。包丁を持って、左手を猫の手にして上から手を添えてもらい、挑戦です。ドキドキより、わくわくのようで自分で大胆に包丁を動かそうとする子どももいて、力のコントロールが大変だったようです。お家では絶対一人で持たないように約束はしました。千切りのピーマンを職員室で料理しました。サラダ油で炒め、ごま油で風味を出し、砂糖をからめ、しょうゆを少し鍋肌に入れ、鰹節とたっぷりの愛情を絡めて出来上がりです。生のピーマンを食べて言葉なく口から出す子どももいましたが、「おいしい。」と食べる子どももたくさんいたのにびっくりしました。味付けしたピーマンはどうでしょう。やっぱり食べられない子どももいましたが、たくさんの子どもたちが「おいしい!」と食べてくれました。食育は①多くの食材を知り、料理を味わうこと②体にいいものを知り、栄養のバランスを考えて食事をすること③食生活に必要な習慣や態度を身に付け食事が楽しいと感じることなどがあります。幼児期に大切なことをたくさん経験できるようにしていきたいと思います。