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日記

もちつき

2019年12月13日(金)
もち

 保護者の方に手伝っていただいて、年末恒例の餅つきを行いました。昔ながらの『臼と杵』で つく餅つきです。
 登園してきた子ども達は、竈(かまど)で燃える薪のにおいを「何のにおいだろう?」と不思議そうに嗅いでいました。餅つきが始まると ぺったん ぺったん という音に心が自然に弾んできます。つきたての餅を丸めると「あったかいね~。」「ふわふわしている!」と驚きの声が聞かれました。自分で丸めた餅をクラスに戻ってから食べると、ゆっくり時間を掛けて食べる姿も見られました。味わって食べたいのだろうと思い、「〇〇ちゃん、ゆっくり食べているね。」と言うと「だって、幸せなんだもん!」と返ってきました。思わずこちらが笑顔になってしまう一場面でした。

年長さんは杵つき体験もしました。「123123…。」と掛け声も勇ましく、子ども用の杵で楽しそうについていました。

お父様方にお手伝いしていただきました。  杵、重いでしょう?
                                            園長先生、頑張って~!!
 竈で薪が燃える音、蒸し器から出る湯気、お父様方の勇ましい餅をつく音、お母様方が餅をちぎる仕草などなど。新年を迎えるこのような実体験は、きっと子どもたちの心にあたたかな記憶として残ることでしょう。