新しい未来への第一歩を祝して! 年が明け新たな気持ちでスタートした3学期も、早いもので終了のときを迎えました。今冬は厳しい寒さの影響からか集団風邪が流行し、子どもたちの健康管理に留意しながらの日々でした。無事に卒園を迎えることができ嬉しく思っています。
この一年、私達は『子ども自身が考え、選択し、実行していく過程を大切に』毎日生活してきました。 安心できる環境の中で、子ども同士が自分の気持ちを言葉で伝え合う経験を通して、‘こんなかんがえもあるんだなあ’と他児の思いに気付き、気になることがあると“どうしたらよいのか”をみんなで話し合って問題を解決してきました。 「自己肯定感」や「他者との調和・コミュニケーション能力」に結びつく極めて重要なものとして行っている“良いところみつけ”は、互いを認め合う関係づくりの礎として子どもたちの生活を支えていたような気がします。 更に、年間を通して様々な運動に挑む過程で培ってきた『諦めない心』は、子どもたちがこの先困難にぶつかったときに、必ずやそれを乗り越えていく底力になると信じています。
「話を良く聞くこと」「元気よく返事をすること」「目と目を合わせること」など、園生活で積み重ねてきたことの意味を再確認しながら進めてきた卒園式のお稽古も終わり、いよいよ当日を待つだけとなりました。子どもたちのまっすぐで真剣な眼差しからは、“頑張るときは頑張る”の気持ちが感じられ、職員一同、その成長をとても嬉しく感じています。 保護者の皆様には、園のパートナーとして在園中温かいご協力をいただき感謝申し上げます。 お子様は卒園されますが、第一幼稚園はいつまでも‘心のふるさと’として皆様の成長を見守り続けてまいります。いつでもお気軽にお立ち寄りください。
これからも 大切なメッセージを 子どもたちに伝えていきましょう~食育~ 園で最後のお弁当だった15日。子どもたちからの心を込めた「ありがとう」のメッセージが伝えられたことと思います。お母様方が、忙しい中毎朝子どもさんの喜ぶ顔を思い浮かべながら作られたお弁当は、空腹を満たすことプラス何にも負けない‘心の栄養’になったことでしょう。 これからしばらくは『学校給食』にお世話になりますね。でも朝食・夕食はできるだけ家族揃って食卓を囲み、楽しく食べる習慣をつけていって欲しいと思います。 そして、是非子どもたちに『我が家の味』を伝えていってください。
~安全~ 園では、子どもたちが『自分で自分の身を守るようになるためにはどうすればよいのか』を常に考えながら、その都度指導をしてきました。 園での決まりやバス乗車での約束事を伝える際には、『なぜそれが必要なのか』を分りやすく話してきたところです。 『帽子は頭を守るもの』と繰り返し伝えてきたことで、「わすれちゃった。」「今日はかぶってきたよ。」と帽子を被る意味を理解し、必要だから被ろうという意識が高まっています。 4月からは、歩いての登校となりますね。 登下校中の『安全』に関しては、保護者の皆様がお子様としっかり話し合い、実際のルートを確認しながら、大切な命を自分で守るという意識を持たせて欲しいと思います。
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