新緑がまぶしい5月になりました。進級・入園からひと月が経ち、子ども達は新しい環境に少しずつ慣れ、毎日元気に生活しています。 新入児さんにとってこのひと月は、大好きなお家の方と離れての生活で、不安が一杯だったことでしょう。私たちは子ども達のありのままの姿を受け止め、一人ひとりの興味・関心事を見つけようと努力をしながら、園での生活の仕方を知らせてきました。 戸外遊びでは、子ども達の “○○であそびたい!”という気持ちを満足させてあげたいとの思いで、全職員で『遊具の安全な使い方(約束事)』を知らせながらかかわっています。遊び始めた頃は目が離せなかった子も、毎日繰り返し取り組むことで自分なりにバランスをとったり、コツを掴んできたようです。私たちも手を添えることから、徐々に見守る援助(必要に応じて手を貸す)へとかかわり方を変えています。これからも、‘思いっきり体を動かす心地良さ’を子ども達にたくさん味わって欲しいと思っています。 室内では、ソフトブロック・ままごと・積み木・絵本などで遊ぶ姿が見られます。今は一人で遊ぶことが楽しいお友達も、生活を重ねることにより(例えば同じ‘もの’で遊ぶことがきっかけとなり)気の合う友達ができ、徐々に仲良しのお友達へと関係が深まっていくことでしょう。私たちはその機を逃さず、適切な援助をしていきたいと思います。 うがい・手洗い・排泄などの基本的な生活習慣については【なぜこれが必要なのか】を子ども達に分かるように話しながら、根気強く積み重ねていきたいと考えています。 保護者の皆様も、子ども達の育ちを長い目で見守っていただきたいと思います。
年長組 生活や遊びの面では、担任が安全管理やバス乗車等で傍にいない時でも、昨年からの友達関係を基盤に、自分達で安心して取り組む姿が見られます。 数人で集まりルールを決めて行う鬼遊びや、張り切って虫探しをしている時の子ども達の表情は本当に生き生きと輝いています。困ったことが起きると、誰かが解決に向けて言葉を発したり、自分の意見を出し合いながら遊びを進めることも上手になってきました。 また、時にはぶつかり合いや葛藤を経験し、みんなで自分達の生活を作っているところです。 一斉活動においては新たに『English Day』を設けました。 月曜…体育指導、火曜…外の集まり、水曜…英語、木曜…鍵盤と曜日を固定することで、子ども自身が一週間の流れを見通して生活ができるように考えています。
年中組・進級年少組 新しい先生、お友達との出会いを喜びつつも、環境の変化に上手く対応できずに不安な表情が見られたこともありました。5月に入り、園全体も随分と落ち着いてきましたので、これからは各クラスでの活動がじっくりと展開されることと思います。 年中組では、昨年までに身についた生活習慣を継続しつつ、更に『食育』に力を入れたいと考えています。また、次年度の活動に向けた、『English Day(月曜日)』では、現段階でできることを楽しみながら積み重ねていきます。
進級年少さんは、各々顔馴染みのお友達と好きな遊びを楽しんでいます。新入児さんに合わせて我慢をしていた遊具でも遊べるようになり、元気いっぱいに園庭を駆け回っています。 これから新しいお友達と一緒に色々な活動を行っていく中で、新入児さんのお手本となってくれることを期待しています。
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