ご卒園おめでとうございます!「○○ちゃんの素敵なところは、足が速いのに小さい組のお友達に合わせてゆっくりと走ってあげているところです。」これは、先日の誕生会で、クラスのお友達が誕生児のいいところを発表している際耳にした言葉です。この発表を聞いて、誕生児は本当に嬉しそうでした。また、出席されていた保護者の方からも、「小さいところまで子ども達がよくお互いを観ていることに感心しました。」という話を伺うことができました。 この一年、私達は、本園の【しせい教育】の観点から一つひとつの活動を再検討し、子ども達と共によりよいものを探ってきました。その一環として年長組が毎月行ってきたこの“いいところみつけ”は、しせい教育の柱の一つである“自己肯定感”につながるものであり、子ども達同士が互いに相手のいいところを認め合うことで充実感が生まれ、様々なことに挑む力となっていったような気がします。 挑んでいく過程では、いくつかの困難に出会ったことでしょう。しかし、どうやったら乗り越えられるのかを自分自身で考え行動するうちに、先生やお友だち、周囲の方々に助けてもらう経験をたくさんしたことと思います。これからも困ったときには一人で悩まず、「手伝って」「助けて」と素直に言える子どもでいて欲しいと思います。 目と目を合わせて気持ちを伝え合いながら進めてきた卒園式のお稽古も終わり、いよいよ明日を待つだけとなりました。子ども達のまっすぐで真剣な眼差しからは、“頑張るときは頑張る”の気持ちが感じられ、その成長をとても嬉しく思っています。 保護者の皆様には、園のパートナーとして在園中温かいご協力をいただき感謝申し上げます。 お子様は卒園されますが、第一幼稚園はいつまでも‘心のふるさと’として皆様の成長を見守り続けてまいります。いつでもお気軽にお立ち寄りください。
これからも 大切なメッセージを みんなで伝えていきましょう食育 園で最後のお弁当だった15日。子ども達からの心を込めた「ありがとう」のメッセージが伝えられたことと思います。お母様方が、忙しい中毎朝子どもさんの喜ぶ顔を思い浮かべながら作られたお弁当は、空腹を満たすことプラス何にも負けない‘心の栄養’になったことでしょう。 食事は、みんなで一緒に食べると本当においしいですね。これからもできるだけ家族揃って食卓を囲み、楽しく食べる習慣をつけて欲しいと思っています。 そして、是非子ども達に『我が家の味』を伝えていってください。
安全 園では、子ども達が自分で自分の身を守るようになるためにはどうすればよいのかを常に考えながら、その都度指導をしてきました。 園での決まりやバス乗車での約束事を伝える際には、『なぜそれが必要なのか』を分りやすく話してきたところです。 上記の写真は、今年度私達が園内の安全について、意識して取り組んできた『右側通行』の写真です。初めは教師の声掛けが必要でしたが、今では子ども達自身が気付いて右側を歩けるようになっています。毎日の積み重ねがいかに大切かということを改めて感じています。 4月からは、歩いての登校となりますね。 登下校中の『安全』に関しては、保護者の皆様が子ども達としっかり話し合い、大切な命を自分で守るという意識を持たせて欲しいと思います。
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