2月に入りました。一年で一番寒い時期ですが、最近では温暖化の影響でしょうか、前日との気温差が10度近くになる日もあります。そのため体調を崩すお友だちも見られ、これからは例年流行する『季節型インフルエンザ』(新型も要注意)対策等、これまで以上の体調管理が必要になってきます。 園では毎朝の手洗い、消毒、うがいを引き続き徹底すると共に、体を適度に動かすことで体力の向上を目指していきたいと思います。 「なわとび」「鬼ごっこ」「マラソン」「ポートボール(年長)」等に加え、「おしくらまんじゅう」といったふれあい遊びをとおして、みんなで体も心もポッカポカにしたいものです。
N I E(教育に新聞を)の取組みを始めています 2学期の後半から、年中、年長組が主に生活をする2階フロアーに、新聞の切抜きを掲示しています。園においでになった際、目にされた方もいらっしゃるかと思いますが、これは最近、小学校・中学校・高等学校等の教育現場で新聞を教材として役立てていることを受け、生涯教育の基礎を形成する『幼稚園』でも何かできないかと考えて取り組んでいる活動です。
ご承知のとおり幼稚園教育の基本は、『環境をとおして行う』もので、子ども達の興味、関心に沿って日々様々な体験活動が展開されていきます。新聞が、環境の一部として生活の場にある(提示する)ことで、「あれっ」「なんだろう」と子どもが自ら気付き、新たな興味、関心へと繋がっていくのではないかと考えています。
掲示物の内容としては、‘雪’‘氷’‘霜’等の自然にかかわるものや日本古来の伝承行事に纏わるもの(どんどや等)を中心に、インパクトのある写真を選択しています。子ども達にも興味深いようで、立ち止まって見たり、気付いたことや感じたことを互いに話しています。 また、就学を前にした年長組には、『童話の読み聞かせ』も行い、耳で聞いた話から各々のイメージを膨らませることをねらっています。これからも子ども達の気付きのきっかけとなるよう新聞を継続利用し、年齢に合った活動を展開していきたいと思っています。 新聞は、子ども達にとって家庭でも見かける身近な‘教材’です。周囲の大人が上手にかかわることで興味や関心が広がったり、深まったりすることでしょう。ご家庭で新聞に纏わるエピソードや活用法等がありましたら、是非お聞かせください。
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