進級、入園から一ヶ月が過ぎました。 この時期、園では、新しい環境の中で精一杯頑張った疲れが出る子どももいます。また、季節の変わり目であることも加わり、体調を壊す子ども達も出てくるころです。ご家庭でもお子様の体調管理を宜しくお願いいたします。 さて、友だち関係も広がるにつれ、遊具や遊びなどをめぐってのトラブルなども多く出てきます。 幼稚園では、以下に述べますとおり、子どもたちが自ら問題点に気づき、解決していけるように、 保護者の皆様と共に子ども達の成長を見守り、援助していきたいと考えております。 『どうしてかな?』 ~一緒に考えてみよう~ 幼児期は、“心や言葉が未発達”であることから、『相手に自分の気持ちが伝わらない時や相手の 行動や気持ちが理解できない時』などに、その悲しさや悔しさが不安やイライラとなり、かみつきや引っかき、乱暴な言葉として現れてしまうこともあります。そのような時、園では、次のようなことを心がけています。 ①事実の確認 双方の話をじっくり聞きます。 トラブルが起きた場所でその時の状況を子ども達と一緒に振り返り、『なぜそうなったのか』を考えます。
②問題解決に向けて それぞれの思いに寄り添いながら、安全や解決策など『今後どうしたら良いか』について子ども達と一緒に考えていきます。
学び合いを大切にしましょう このような幼児期のぶつかり合い(けんか)は、幼児期の発達過程では大切な経験です(勿論、ぶつかり合い[けんか]は避けるべきものであり、それが命の危機や重大事故につながるようなことがあっては、ならないことです)。けんかをしながら互いに『思いやり』や『やさしさ』など、人としての付き合い方を学んでいきます。
ご家庭のご協力もお願いすることがあります。 子ども達の健全な成長のため、子育てのパートナーである家庭と園の意思の疎通が大切です。ご協力よろしくお願いいたします。
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