春から夏に向かう季節になり、子どもたちもますます活動的になってきたようです。 金環日食があった5月21日(月)には、世紀の天体ショーに人々が心弾ませる様子が、テレビで取り上げられました。園でも「あのね、太陽がね・・・」とジェスチャーを加えながら夢中に説明する子どもの姿が見られました。 しかし、感動や癒しを与えてくれる自然も時としては災害という大変な事態になります。 園便りやHPの日記などでもお知らせしておりますとおり、以前より園では、『緊急時に子どもたちが安心して行動できること』を目的に日頃から安全と危険、防災などについて子どもたちと一緒に考え、様々な訓練を行っているところです。 平成24年度も“危機管理や事故防止に努め、もしもの時に備える”ために園全体で取り組み、様々な訓練や職員研修を行ってまいります。5月は、火災とバスの避難訓練を行いましたが、6月以降も年間計画のもと段階を追って(「予告あり」から「予告なし」の訓練へ)行っていきたいと考えています。 また、パートナーである保護者の皆様との訓練 (災害時「引き渡し」なども含めて)も検討しているところです。ご理解、ご協力よろしくお願いいたします。
4月 各クラスや学年ごとに防災ついて考える時間を持ちました。□年少組:地震について 入園間もない時期のため「不安や恐怖を感じない」で参加できるよう、各クラスの部屋で担任の話を聞き、かくれんぼ感覚で机の下へ入って頭を守るという方法などで実施しました。
□年中組:火災について 学年集会時に園の避難場所へ集合し、年少組で経験した避難方法を思い出し、注意点をみんなで確認しました。
□年長組:防災クイズ 学年集会時に教師からの様々なクイズ形式の質問にみんなで考えながら答え、火災や地震についての確認と話し合いを行いました。 5月 全園児で避難訓練を行いました。□火災避難訓練 火災ベルの音を聞き、火災発生場所と避難場所を放送で確認して避難しました。 避難中には、自らハンカチや手で口を押さえている年長組の子どもも見られました。なぜ煙を吸わないほうがよいのか?吸わないようにするにはどうすればよいのか?子どもたちに投げかけ、口を押さえるだけでは効果がないことに改めて気が付きました。
□バス避難訓練 今年度は、保護者会の皆様にも通行人役として訓練に参加していただき、職員が周りの人たちにどう協力要請するのかを実演しました。子どもたちは、『運転者の死角』や『バス後方非常口からの避難』などについて確認し、バスから安全な場所へ移動する避難訓練を行いました。 避難訓練後の職員会議では、反省と課題点を出し合い、マニュアルを基に様々な事態を想定しながら救助や連携のシミュレーションを行いました。多くの「こんなときはどうする?」という意見が出され 共通理解を図りました。 |