あじさいの花が美しい6月となりました。 この時期は、4月から新しい環境の中で精一杯頑張った疲れや、季節の変わり目などで体調を崩す子ども達も出てくるころです。園とご家庭でお子様の体調管理を心がけていきましょう。 また、新学期になって2ヶ月が過ぎ、友だち関係も広がるにつれ、どうしても遊具や遊びなどをめぐってのトラブルなども出てくるのもまた、自然なことでもあります。 日常的に、また一つ一つの機会を丁寧に捉えて「争いの解決の仕方」「友だち関係作り」「ルール作り」等、子ども達の「コミュニケーション能力」「問題解決力」といった大切な力を育てて生きたいと考えています。
さて、保護者の皆様には、子ども達の安全確保につきまして、いつもご協力いただき感謝しております。 今回の園便りでは、園でのさまざまな「安全に関する活動」における「園の基本的な視点」についてお知らせいたします。 安全の約束について 日頃から園では、子ども達と“安全”について『どんなことが危ないのか』『なぜ約束をするのか』などを一緒に考えながら過ごすようにしています(自調自考)。 遊びの約束のひとつの園庭遊具などは、学年によってどのように遊ぶのか「安全のための約束」をしています。保護者の皆様も、来園された折には、お子様の遊びの様子を見ていただき、時々、「なぜ、そうしているの?」と子ども達に尋ねてみられてはいかかでしょうか。もし、子ども達が答えられない場合は、一緒に考え、確認していただき意識を高めていければと思います。ご協力よろしくお願いいたします。 避難訓練 園での避難訓練は、火災・地震・バス・防犯などがあります。どの訓練も“もしもの時に備えて、子ども達が安心して行動できるように”という“ねらい”のもと実施しています。職員たちも、子ども達の安全のために冷静な判断や行動ができるよう訓練や研修を重ねているところです。
■5月10日 バス避難訓練 バスの前方が衝突した場合を想定して行いました。①後方非常ドアから出て(開けると、大きな音がします。) ②大人が示した安全な場所に並びます。③先頭の子ども(主に年長児)は、旗を掲げ次に来る友だちに避難場所を知らせます。 年長児が(中には年中児も)小さいお友だちの手を引き誘導する姿や「こっちだよー!」と迷っている友だちに声をかける姿が見られました。 自ら考え行動する姿に感心されました。 ■5月20日 第一回火災避難訓練 職員室からの出火を想定して行いました。第1回の訓練である今回は、火災につい てのアニメを視聴し、避難の方法を確認してから実施しました。①火災発生のベルと 放送で出火場所と避難場所を確認して避難します。②『お・か・し・も』おさない・ かけない・しゃべらない・もどらないは、火災の時のお約束です。 経験している子ども達は、ハンカチで口と鼻を押さえ、落ち着いて行動ができまし た。職員の119通報訓練も行いました。
■6月 3日 職員の救急法訓練 毎年、プール開きの前に、泉ヶ丘消防署の方に来ていただき実施しています。 訓練内容は、プールでの事故を想定し、『どのように救助するか』心肺蘇生・119通 報・AED使用・園児誘導など職員たちが実演しながら行いました。実演後は、検証と 実演を繰り返し職員同士の共通理解を深めました。
交通安全 5月13日には、交通安全教室が行われました。合志市役所(総務課)と大津地区交通 安全協会より来ていただいて、道の歩き方・車の死角・横断歩道の渡り方など絵パネ ルや手遊びなどで楽しみながら、みんなで交通安全について考えました。園庭では、 信号機と横断歩道を設け、考えたことを実践しました。
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