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創立30周年の年、お祝いを兼ねた楽しい雰囲気の中、子ども達の頑張りと保護者の皆様のご協力のもと、無事運動会を終えることができました。 運動会は、運動することを楽しむだけでなく、1学期からの園生活の中で取り組んできた生活習慣や経験活動の成果が現れる場でもあります。今回の運動会でも子ども達の成長が見られました。例えば・・
◆並ぶ <満三歳組>いつもと違う環境の中、お家の方から離れて担任に促されながらクラスの友達とならぶことが出来るようになりました。
<年少組>1学期は、友達の肩に手を置き“汽車ぽっぽ”になって移動していましたが、自分達で行進し、ラインの上に間隔をとって並ぶことが出来るようになりました。緊張のため泣いていた女の子も最後まで頑張りました。
<年中組>ラインがなくても、自分で友達との間隔を考えながら並ぶことができるようになりました。
<年長組>間隔を考えながら、まっすぐ並ぶことを意識して並んでいました。
◆返事 “名前を呼ばれたら右手をまっすぐ上げて、元気に「ハイ」と返事をする。”運動会の日まで「お家の方に、私はここにいますよ。と分かるように元気に返事をしましょう。」と練習してきました。 当日は、いつも以上に張り切ったり、照れたりする様子もある中、年齢が高くなるほど落ち着いて姿勢 よくはっきりと返事をする姿が見られました。
~競技については、年齢に応じて毎日少しずつ練習を重ねてきました。~
<満三歳組>初めての運動会、お兄さんお姉さんの練習風景を眺め、かけっこやダンスをゆったりと遊びながら楽しみました。
<年少組>親子競技で使うくだものの製作をしたり、お母さんと一緒にダンスすることを楽しみに待ち、お部屋で無理のないよう練習しました。
<年中組>年長組のマーチングの練習を眺め真似したりしながら、憧れを持って過ごしました。玉入れやダンスでは、先生と笛の合図を確認し、合図があったら何をしたらいいか考えながら練習をしました。
<年長組>リレーは、遊びの中で楽しみながらルールを知っていきました。マーチングでは、鼓隊・カラーガード・ポンポンそれぞれのパート別練習から始まり、全体練習では、自分の立ち位置・友達との間隔・曲に合わせてカウントを取りながらどう演技して、どこに移動するのか、たくさんのことを自分で考え・覚え、友達と合わせることを毎日練習しました。
以上のような過程を経て迎えた運動会でした。保護者の方の温かい応援のもと各年齢の子ども達が成長した姿を見せてくれたのは言うまでもありません。子ども達の笑顔、頑張る姿は、私たちに感動を与えてくれます。これからも、子育てのパートナーである保護者の方と園で子ども達の成長を見守り、応援していきたいと思います。
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