園だより

お別れ会のねらいは、卒園児ヘのお祝いと異年齢間の交流にあります。当日は、相手のことを思いやりながらコミュニケーションをとっている姿が多く見られました。特に年長児になると、相手を理解し『どう接したらいいのか』を自分で考え対応できるようになっています。その場面の一つが左上の写真です。

　“年長児が、土手側を歩いています。”

　当日は、職員の安全管理の下、満三歳児や年少児と手をつないだ年長児が歩道側を歩いていました。そのような中、土手がある道になると年長児が自ら場所を変わって歩いていました。『小さなお友だちが危なくないように』と気づき、自分たちで判断し実行した子ども達の姿は、思いやりと年長児としての自覚が感じられました。担任からは「自分たちで交代していました！お家でも保護者にこうやってもらっているのでしょうね。」と誇らしげに報告がありました。

　これからも子ども達が、ご家庭の温かな愛情の中で自己肯定感を持って自立し、他者との調和の中に、力強く自己実現をできるようにと願っています。