こいのぼり制作
年少になって初めての制作活動として、こいのぼりを作りました。園庭にあるこいのぼりを観たり絵本を読んだりして、こいのぼりに親しみをもって取り組みました。
今回はクレパスとのり、絵具を初めて使い道具の約束や使い方を考えました。
1匹目のこいのぼりは、クレパスで描いた模様の上から絵の具を塗るはじき絵を経験しました。「模様の表現」にはいろいろな種類があることを知り、自分なりに線や形を描きました。描いたクレパスの上から絵の具を塗ると、クレパスが絵の具をはじく特性に面白さを感じ、「クレパス隠れないね~」「絵の具をはじいてる!」と喜ぶ様子が見られました。出来上がったはじき絵をうろこ型に切って体となる台紙に貼りました。のりの量やうろこの向き、塗る面を意識しながら全体にのりを塗り広げて鱗を貼りました。また、クレパスで手首の動きを意識しながらこいのぼりの目を描きました。
2匹目は、緩衝材や果物ネットを使ったスタンプでうろこの模様を表現しました。ポンと押すとできる模様に興味深々でした。自分のイメージをダイナミックに表現し、個性豊かなこいのぼりが出来ました。また、身の回りのもので制作遊びができることに驚き、他にもどのような素材があるか考えながら次の制作遊びに期待を持つ様子も見られました。
出来上がったこいのぼりを手に持ち、園庭を走りました。風を受けて回る風車や泳ぐように動く自分のこいのぼりを見て満足そうな子ども達でした。
母の日に寄せて
いつもお世話になっている保護者の方に感謝の気持ちを込めてお花のプレゼントを作りました。
子ども達は「ありがとう」という言葉だけでなく、プレゼントでも気持ちを伝えようと張り切って制作しました。
今回は、にじみ絵を経験しました。
水を含んだコーヒーフィルターに、絵の具を落とすとどうなるか予想してから取り組みました。実際に絵の具を落としてみると、水を含まないコーヒーフィルターよりも水を含んだものの方が絵の具が滲んでいくことに気付いたようです。自分で次々に絵の具をのせ、じんわりと滲んだり、色と色が混ざったりする面白さを味わっていました。筆を使う際は、持ち方を確認しながら取り組みました。
指に絵の具を付けて行う指スタンプも経験しました。丸い人差し指のスタンプが集まると、花やハートに見えることに面白さを感じ、わくわくした様子で、意欲的に取り組んでいました。どのように押すとハートや花の形を作ることが出来るかを考えたり、教師がしているのを見て真似をしたりして思い思いの形のスタンプを楽しんでいました。
子どもたちは「お母さん綺麗なお花大好きだよ。」「喜んでくれるかな~。」と笑顔で話しながら取り組み、プレゼントとともに言葉でも日頃の感謝の気持ちを伝えることを心待ちにしていました。