今年一年、いろんなことがありました。コロナによって気分が沈みがちな状況だとも思います。幼稚園として子ども達や保護者、そして地域の方々に少しでもできることはないかといつも考えています。 12月は子ども達に季節感やワクワク、ウキウキした気持ちを持って過ごして欲しいと願い、イルミネーションを行っています。しかし、日中やバスで降園する子ども達には暗くなってからの幼稚園の様子を見る機会はなかなかないので点灯式を行うことにしました。
真っ暗闇の中、まずはみんなでカウントダウンをすることに…。 「5・4・3・2・1。スタート!!」子ども達の合図でイルミネーションが点灯されると、同時に時計台にクリスマスの楽しい画像がプロジェクションマッピングとして映し出されました。
それを観た子ども達の笑顔が、キラキラと輝きだしました。「時計台の針がぐるぐる回っているよ!」「ベルが動いてる!」次々に変化する映像に心を奪われていたその時、開演のベルが鳴り響きました。
何だろう…と子ども達が不思議そうにしていると遊具に音楽会の動画が映し出され、年長さんの歌う『歓喜の歌』が園庭いっぱいに響きわたり始めました。コロナの感染予防の対策のために音楽会も学年別に行いましたので年長さんにとってはもちろんのこと、他の学年の子ども達にとっても本番の発表を観ることができたのは嬉しいサプライズだったに違いありません。
わずかの時間ではありましたが、帰り際、「楽しかった~。」「綺麗だった!!」と笑顔で帰る子ども達の姿から点灯式が心に残るイベントとなったことがうかがえました。 翌日、来られた保護者の皆様からたくさんの感謝の言葉をかけていただきました。中には、「来年も来たいので、卒園生も来れるようにしてくださいね!」と園長にお願いされている方も…。
子ども達のたくさんの笑顔で今年を締めくくることができたことを本当にうれしく思います。 来年も、皆様にとって素敵な年になりますように…。
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