2月3日は節分。 【節分】とは・・・季節の分かれ目。年に4回あるものですが、今では立春の前日を指します。寒い冬が去って早く春が来るよう願うことと、邪気(鬼)をはらい、幸せ(福)を招くために豆まきが盛んになりました。翌、4日は立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒さは続くようです。 今年の節分は少し肌寒くはありましたが、青空の下、園庭で豆まきを行うことができました。「どんな鬼がいると思う?」と鬼の話をしていると“いやいや鬼、おこりんぼう鬼、寒がり鬼”などいろいろな鬼が出てきました。
節気などの話の後、いよいよ豆まきです。「おには~そと!ふくは~うち!」と大きな声が園庭に響きました。友だちや先生の後ろにかくれて逃げ回っている子、“鬼を追い出して!”とばかりに自ら豆に当りにくる子など、様々な姿が見られました。各学年とも自分の中にいるかもしれない鬼を想像しながら、それぞれの発達に合わせた鬼のお面を制作しました。年長組は風船を使って張りぼてのお面。年中組は袋型、年少組は画用紙を使って、ひよこさんは紙皿を使った鬼を作りました。
身体の中の鬼はりんかけ豆を食べて追い払いました。年長組では、まだ身体の中に残っている鬼を追い払おうと、目をつぶり、1粒ずつ噛みしめながら食べる子もいました。ご家庭でも元気な豆まきの声が聞こえてくることでしょう。これからも残して行きたい風習ですね。
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