日記

　最初の地震から10日が過ぎました。

　これまで第二幼稚園では、微力ではありますが、園として何かできることはないかと考えながら日々実践してきました。14日から地域の皆様の精神的・肉体的負担の軽減を図るため、園舎を開放し、避難の受入れや、親子の居場所・遊び場の確保、相談業務などを行いました。21日より開所し、それまでの避難や親子の受け入れに加え、園児、近隣の子ども、学童の受け入れを行い、当初は少人数でしたが、130名以上の子ども達が登園するようになり、園にも子ども達の明るい声が戻ってきました。

　一歩一歩通常の生活に向かって進んでいるところです。

　子ども達を受け入れるにあたり、子ども達の安全と心のケア及びリフレッシュを第一に考えてきました。園に来た子ども達の満面の笑顔を見た保護者の方から、感謝の言葉をたくさん頂きました。しかし、実際には私達大人が、子ども達の笑顔に癒されていることを実感することができました。これからも子ども達と保護者の皆様の笑顔のためにできるだけのことをしていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　 弁当型の給食をみんなで楽しく食べています。

　　
　　　　　　　　子ども達の笑顔は、周囲を明るく照らすお日様のようです。　

　　
　　　　　　　　　やっぱりお友だちと会うと笑顔に。思いっきり発散しました。

　　心に配慮して温かい雰囲気で避難するときはどうしたらいいかの確認を毎日行っています。

　地震が起きたらどうしたらいいのかな？と子ども達の心に配慮しながら避難訓練もおこなっています。年中・長の子ども達は、今回の地震が起きた時にご家庭でもいち早く机の下に隠れていたとお聞きしました。これまでの取り組みが活かされたことをうれしく思いました。