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日記

みかんのはなし

2011年1月13日(木)

年長さんと年中さんは『みかんちゃん』からみかんの話を聞きました。
『みかんちゃん』とは熊本県果樹生産振興対策本部とJA熊本果実連がみかんの消費拡大事業としてみかんの提供とみかんについてのお話をしにいらっしゃった方の事です。
以前はどこの家庭でも『こたつにみかん』が当たり前だったと思うのですが、今はみかんにかわるものがあふれているからでしょうか、熊本県はみかんの生産量では全国4位ですが消費量は38位なのでもっとみかんを食べてもらうための活動をされています。
子どもたちは手作りの紙芝居を見ながら、みかんのできるまでや健康に役立つことを知ることができました。質問コーナーで子どもたちからとてもいい質問が出て、それに対して的確な答えをしていただきましたのでご紹介します。
Q①:みかんはなぜオレンジ色なんですか?
A : みどりの時はまだ甘くないので食べられないようにはっぱと同じ色をしていますが、「もう食べ頃ですよ」とみんなに知らせるためにだんだんオレンジ色になってきます。
Q②: どうやってみかんを育てるのですか。
Å :種があるみかんもありますが、みんながよく食べるみかんには種がありません。枝を切ってついで育てているのです。家で育てる時はみかんの木の赤ちゃんを買ってきて育てます。
Q③:みかんはなぜ酸っぱいのですか?
A :クエン酸という成分が入っていて、すっぱいと感じます。でもそれは体にとても役立つものです。
みかんにたくさん入っているビタミンCはストレスを和らげ、シミ・ソバカスの予防、がんの予防にもなるそうです。抵抗力を上げ、病気に負けないからだを作ります。
みかんには素早くエネルギーになる糖質がいっぱい入っているので、朝の目覚めが悪い時に食べると、元気がでてきます。いいことずくめのみかんをたくさん食べましょう。
JAからみかんをいただきましたので、子どもたちに分けて持たせます。
みかんのむき方も教えてもらいました。
①みかんを両手にはさんで「あまくな~れ」と言いながらもむように転がす。
(甘くなる化学変化があるようです。)
②ヘタを下にして、おしりに2本の親指を添え、2つに割る。
③同じように、2つになったものをまた2つに割って4等分にする。
④皮をヘタのほうからむくと白いスジも一緒にとれる。スジにも栄養があります。