冬晴れの中、今年もこども園の園庭でもちつきを経験しました。 朝からかまどに火をつけ、こども達の登園を迎え「先生!お餅つきの準備でしょう」「何かにおいがするね」といつもと違った雰囲気を楽しんでいる様子でした。 ここ数年、コロナ感染やノロウィルス感染症等対策によりこども達の活動も制限されています。そのような中でも、伝統文化の継承することを大切にしたいというねらいのもと、先生たちが計画・準備・実施しました。 道具の紹介を通して今と比べて考えてみたり、もち米のにおい、餅をつくときの音を体で感じたりすることができました。つきたての柔らかい餅を触る中で、感触や伸びる様子をひとり一人試しながら「こんなに伸びたよ」「どっちが長いかな」と友だちと確認しあって、つきたてを学ぶことができました。これからも日本独自の文化や伝統を体験を通して、受け継いでいってほしいと思います。 園でついたお餅は正月飾りの「かがみもち」にし、年末『来年元気に頑張れるますように』と思いを込めてみんなで飾りつけします。 すりこ木に興味をもったり、力を入れてついたり、まるで月のウサギが餅をついているようですね。
様々な経験をすることができた「もちつき」を通して、ご家庭で「どんな様子だった?」「どんなことをしたの?」と話していただくことで、経験の振り返りとなり子どもたちの心に思い出として刻まれます。行事を通して親子の会話を楽しんでみてください。
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