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日記

もちつき

2020年12月17日(木)
おもちつき

去年はSKT(姉妹園3園)合同での餅つきをしていましたが、今年はコロナ感染症拡大防止のため、初めてこども園園庭で行いました。朝から薪の燃える匂いや見慣れない道具に興味津々の子ども達。餅つきを楽しみにしているワクワク感が子ども達から感じられました。
今回もつきたてのお餅は色々な感染症防止の観点から食べることはせず、園に飾る「鏡餅」を作りました。古くからの伝統を「伝える」、お餅が出来上がる様子を実際に「見たり」「つく」経験をしたり、「感触」を楽しむ事を念頭に計画しました。餅つきの行事にあわせて給食室で、きな粉もちを準備していただき、みんなで給食の時間に頂きました。

はじまりですかまどをみています餅米と普通のお米があるよ
これは「かまど」というんですよ。風向きによって煙が色々な方向に動くたびに、薪のにおいを感じました。今度は「かまど」を後から見てみました。「うわあ、火が見える!」おもちは「餅米」から作られます。いつもみんなが食べているお米とは種類が違うんですよ。

白い餅米が・・・みんな集まって道具の説明
一晩水に浸した餅米をみています。お米からお餅が出来るのかな?色々な道具の名前や使い方について聞いています。これは杵と言います。4,5歳児は持ってみたら「重~い!」と口々に言っていましたよ。

0歳児さんも・・・蒸した餅米の香り・・・
0歳児さんもしっかりみていますね。「蒸しあがった餅米だよ~」0歳児から5歳児まで順番に餅米のふっくらした状態や香りを感じてもらいました。


さあ、つきますよ全園児ガ集まっても~ちつ~きぺったんこ~
まずは臼に入れてもち米をこねます。さあ!お餅つきのはじまりです。

全園児で「ぺったんこ、ぺったんこ」の大合唱です。

0歳児さんも見入っていました。

子ども達の声援の中、川野先生と園長先生が頑張ってついてくれました。

 


みんなも応援かがみもちづくり先生たちも

そろそろかな?

お餅のつきあがり具合を確かめています。

つきあがったお餅、まずは 鏡餅を作ります。お正月前にこども園に飾りますので  お楽しみに・・・

沢山の先生たちについてもらって、よく伸びるお餅になったかな?

ぞう組が代表で
わ~あったかい~
やわらかい
年長組が園の代表で全員順番に餅つきをしてくれました。

ついにお餅の出来上がり!

各クラスごとに感触を楽しんでいます。

小さいお友達は軟らかさを楽しんでいました。気持ちよかったね。
のびる~ついたお餅を触って・・・きもちいいね
「うわ~こんなにのびた~!」自分たちのついたお餅、喜びもひとしおです。「さっきはお米だったのに、お餅になってる~」大好きな粘土遊びのように楽しんでいますね。

のびる~ねんどみたいのびる~
お餅の重み、温かさ、感触、香り・・・色々発見がありました。「ほら、みて~」よく伸びるお餅、伸ばすのが一番楽しいようですね!

伸ばして見せてくれましたのびる~のびる~
クラスみんなで伸ばして見せてくれました。伸ばすのに熱中していますね。一人ひとりがお餅に実際に「触って」「考えたり」「試したり」できて良かったですね。

 朝から火をつけているところへ、保護者の方が寄ってきていただき「餅つきやっていただきありがとうございます」「本格的に経験するんですね」「あっ!うす運びますよ」と色々声を掛けていただいたり、協力いただきました。 感染症が流行っているなか、開催すべきか随分悩みましたが、子ども達の笑顔や保護者の方のご理解をうけ、「やってよかった!!」と職員一同感じております。 

来年は、合同で出来る日常が帰ってきていることを願いながら、新年の準備を行っていきます。

 新しい年が皆様にとって、過ごしやすく、笑顔で活動できる日常であることを願っています。

 

幼稚園の用具を貸していただいたり、当日心配して園を覗いていただいた幼稚園バスの先生。色々な方の力のお陰で「伝統行事」を体験できました。全ての方に感謝します。