~園庭は木陰がいっぱい!~
春には一面の花を咲かせてたくさんの人を幸せにしてくれるソメイヨシノの大樹。
夏には園庭にとっても広くて心地の良い木陰を作ってくれます。
今の時期にはセミも捕れ、虫博士たちにとってそこは宝の山です。
気付くといつも子どもたちが寄って行って、大好きな場所になっています。
「ぼくも大好きだけど、桜もぼくのことが大好きなんだと思うよ」
私もそう思います。
~タープで夏使用の幼稚園♪~
日差しが強くなってくると、園庭のお空に強い紫外線や熱を防いでくれる大きなタープがかかります。園舎の屋根と同じブルーで、風にそよぐ姿も涼しげで素敵です。
「お空にお屋根ができたよ!」と子どもたちも大喜び。
陰を使って遊びを生み出したり、日向と日陰の体感温度の違いに気づいたりもしています。
「自分の命は自分で守る」は子どもたちとの共通言語です。
安全を確保しながら、危険な暑さや気分が悪い時などにどのような場所に避難すると良いのか、水筒や帽子など外に出るときにはどのような準備が必要なのか、それらはなぜか、様々な場面で自ら判断し行動できるよう、日々子どもたちと話し合いや経験を重ねています。
~WBGT(暑さ指数)計測機での実測や熱中症予防のチェックリストも徹底されています!~
先生が機器を持って園庭に出ていくと、子どもたちもそのことがなぜ必要なのか、大切なのか分かっていて「先生どう?」「みんな帽子被ったよ!」「○○君も水飲んだ?」などと言いながらしっかり待っています。
第二幼稚園ではこの時期、外に出るときには必ず教師が実際の場所に出てWBGT(暑さ指数)を計測しています。
事前に予報も把握した上で、チェックリストを確認し、飲み物や安全管理に必要な配置、緊急対応に必要な保冷材などの準備をして外へ。入室後も子どもたちの様子、水分補給や空調の状況などの確認をします。
また、今年はこれまで以上の感染症対策も同時に必要となっています。通知や指針を踏まえ、マニュアルを徹底し、一回一回慎重に、丁寧に確認、判断しています。
なお、園では全職員が専門家とともに救急対応の訓練も行っています。毎年、保護者の皆様とも実施しておりますが、本年は保護者の皆様との訓練については実施することができておりません。園での開催も常に考えてはおりますが、このような状況ですので、ご自身でも練習をしておかれることをお勧めします。
熱中症は命にもかかわる危険なものです。
園ではこれからも設備の充実を図るとともに、教師はもちろんのこと、子どもたちともそれらの原因や対処を共有し、自ら危険を回避できるように関わってまいります。
毎日危険な暑さが続いております。
ご家庭におかれましてもくれぐれもご注意ください。 |