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園だより

自立することの喜びが感じられるように

最終更新日[2014年5月28日]
心を込めて挨拶を…。

新しい年度が始まりました。園庭の桜の木も花びらから新緑まぶしい若葉に姿を変え、戸外で遊ぶ子どもたちに居心地のよい木陰を提供してくれています。
さて入園当初は、初めての集団生活にとまどい涙が見られていた子どもたちも、少しずつ周囲にいる友だちの存在に関心を持ち、自らかかわる姿が見られるようになってきました。これから子ども達は園生活の中で、基本的な生活習慣の自立、安全のための約束、そして自己表現のためのスキル等、自分で行動するための力を身につけていきます。また、その生活をする力を基盤とし友だちとかかわり、いろいろな経験を積み重ねていく中で自分の気持ちと他者との気持ちを折り合わせていく力も身につけていきます。

生活習慣が身につくよう取り組む中で大切にしていることは、人から言われて行動するのではなく、子どもたち自身がその事柄の意味合いを知り、必要性を感じながら行うことです。うがいをする時にコップを利用することも、水道から流れ出る水に意識を向け、その水が大切なものであり、そして有限なものであることを理解できるよう、いろいろな話をわかりやすくしていくことを心がけています。
また、トイレのスリッパを並べることは「次に使う友だちがすぐに履いていけるように…。」といった他者への思いやりも含め、大切にしていることです。

年少 うがい手洗いトイレの後のスリッパ並べ

遊具の約束事も、安全に加え『楽しく遊ぶためのもの』であり、その中には“私が楽しく遊ぶ”だけでなく“友だちも楽しく遊ぶ”ことが大切なことも気づいていけるようにしています。砂場で遊ぶとき、小さな子ども達は周囲に意識が向かずスコップで砂を友だちにかけてしまうこともあります。自分だけの空間でないことに気づき、砂がかかってしまってはその友だちは楽しくなくなってしまうことなどを体験し、砂場での約束の意味合いを知っていくのです。

また、挨拶もコミュニケーションの第一歩として心を込めて行うようにしています。朝、「おはようございます!」と笑顔で駆けてくる子どもたちからは幼稚園を楽しみに来ている事が伝わってきます。園長も降園時に門に立ち子どもたちと心を込めた挨拶を行っています。

 

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