後1週間で運動会です。子どもたちの練習での成長をご紹介します。 ★練習でのエピソード 年長:みんなで協力し合って取り組むマーチングは鼓隊、カラーガード隊、ポンポン隊で構成されています。まずは希望を取ります。鼓隊はリズムが刻めるか、重い太鼓を長時間持つことができるかを経験して、自分で納得して決まりました。希望のものになれなかった子どもも今では一生懸命に自分の役を頑張っています。 鼓隊は重い太鼓を一生懸命抱えて歩きながら、リズムに合わせてたたいています。カラーガード隊は自分の身長より長い棒を操りながらポーズをとっています。ポンポン隊は4グループに分かれています。 曲は嵐のメドレーです。始めにカラーガードアーチをポンポン隊がくぐって整列します。サイドでカラーガード、中央でポンポン隊が動きます。次はポンポン隊がV字に移動し、カラーガード隊がその外側にV字をつくります。後半はそれぞれに十字移動で盛り上げます。 綱引き:年長は3組ですので、巴戦です。第1回目はきく組2勝、ふじ組1勝、ゆり組は全敗でした。2回目(予行演習)ではなんと2試合は引き分け。最後の試合でふじ1勝。全出だとゆりが1人少ないので、当日はどうするのでしょう。みんなで話し合って決めるそうです。 リレーは2回の対戦で男子はふじ、女子はゆりが勝っています。しかし、ともに接戦で勝負の行方はまだまだわかりません。
年中:玉入れも、その日によって勝敗が違います。予行演習では1対1でした。当日はどんなドラマが待っていることでしょう。リトミックは1学期から取り組んでいるものにストーリーを付け演じています。動きがとてもきれいです。かけっこは1等になれず悔しくて泣いていた子どもが練習を重ねるごとに気持ちの成長が見え、しっかり走る姿が見られるようになりました。 年少さんとひよこさんのダンスはとてもハードですが楽しく練習しています。でも、お母様と一緒だと甘えや雰囲気に飲まれて踊らない子どももいます。そんな時、お母様は笑顔で手をとったり抱いたりしながら、リズムに合わせて体を揺らしてください。ニコニコ笑顔が大事です。 予行練習では4学年それぞれの成長がとてもよくわかりました。お手伝いのお母様方も仕事をしながらも楽しんでみていただきました。 自分の力を精一杯出して頑張る運動会。みんなで協力してできる運動会。友だちとクラス対抗で競う運動会。家族で楽しむ運動会。いろいろなねらいを持って子どもの育ちを支援します。励ますために「1等になれ」「1等だったら何か買ってやる」と大人の声が聞こえてきますが、子どもにとってそのことばは励みよりプレッシャーです。自分の力を十分に出して、頑張った結果として順番はついてきます。一緒に走るメンバーやその時の気持ちによっても結果は違うもの。楽しいだけでなく『悔しい』の気持ちを感じることは成長の証です。その気持ちをしっかり受け止めて励ますのが大人の役目です。子どもに意欲を持たせるような励まし方を自分の子ども時代を思い出しながら、対応してください。 後は、ちょうどいいお天気になることを祈ります。 |