いよいよ日曜日は子どもたちが待ちに待った運動会です。年長さんは先週からNHKグランウンドでマーチングの全体練習が始まりました。しかし、雨で1回しかできていません。月曜日2回目の全体練習でした。場所が変わったこと、間隔が広くなったこと、休みが入ったことで、はじめはなかなか合いませんでしたが、最後は何とか合わせる事ができました。火曜も水曜も雨でできませんでした。あと2回できるか心配です。でも、子どもたちはやる気満々で頑張っています。しっかり励ましてください。 みんなで協力し合って取り組むマーチングは鼓隊、カラーガード隊、ポンポン隊で構成されています。まずは希望を取ります。鼓隊はリズムが刻めるか、重い太鼓を長時間持つことができるかを経験して、自分で納得して決まりました。決めたからには最後まで自分の役を頑張り通して、達成感を感じてほしいと思っています。 鼓隊は重い太鼓を一生懸命抱えて歩きながら、曲に合わせてたたいています。カラーガード隊は自分の身長より長い棒を操りながらポーズをとっています。ポンポン隊は3つに分かれています。曲の始めに男の子6人はピラミッドを作り、側転をしてポンポン隊に合流します。白・空・青の布を持った子どもたちは風になって駆け回ります。キラキラポンポン組は光を表現します。その後、3つの組は赤と青のポンポンを持って、十字で動いたり、V字を作ったりします。曲はJUMPです。 | |
★練習でのエピソード 綱引きで年長さんは2組とも33名ですので、全出なら力の競争ですが1人怪我で見学でした。それでも1対1で引き分け。3回目に状況を話し、1人手伝ってもらうか、少なくてもみんなで力を合わせて頑張るか子どもたちに聞いてみました。少なくてもクラスで頑張ることになり、3回戦をすると結果は少ない方が負けたのですが、子どもたちは悔しくても納得していました。年中さんの玉入れも、その日によって勝敗が違います。当日はどんなドラマが待っていることでしょう。子どもの意見を聞きながら進めていくことも大事だと考えます。 6日、年中さんと年少さんとひよこさんのダンスは衣装を着けて練習をしました。年少さんとひよこさんはお母様と一緒でしたが甘えや雰囲気に飲まれて踊らない子どももいます。そんな時、お母様は笑顔で手をとったり抱いたりしながら、リズムに合わせて体を揺らしてください。ニコニコ笑顔が大事です。 自分の力を精一杯出して頑張る運動会。みんなで協力してできる運動会。友だちとクラス対抗で競う運動会。家族で楽しむ運動会。いろいろなねらいを持って子どもの育ちを支援します。励ますために「1等になれ」「1等だったら何か買ってやる」と大人の声が聞こえてきますが、子どもにとってそのことばは励みよりプレッシャーです。自分の力を十分に出して、頑張った結果として順番はついてきます。一緒に走ったメンバーやその時の気持ちによっても結果は違うもの。楽しいだけでなく『悔しい』の気持ちを感じることは成長の証です。その気持ちをしっかり受け止めて励ますのが大人の役目です。子どもに意欲を持たせるような励まし方を自分の子ども時代を思い出しながら、対応してください。 後は、ちょうどいいお天気になることを祈ります。 |