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新しい場所での運動会 ~緑に囲まれたカントリーパークにて~

最終更新日[2018年4月28日]

      年長 マーチング2

1学期より「走る・跳ぶ・登る・蹴る・投げる・ぶら下がる」などの基本動作中心とした運動遊びに取り組み、運動会はその日頃の生活の延長上にあるよう心掛けています。様々な運動活動を経験してきた子どもたちは「体を動かすって気持ちがいい」「運動って楽しい」と感じるようになってきました。また、毎日のおひさまタイムで「しせい体奏」やリズムダンスに取り組み、体を心地よく動かしています。

 こうした日頃の運動活動を保護者の皆様にも見ていただくことも含め、9月23日、カントリーパークで運動会を行いました。 

本年度よりNHKグランドからカントリーパークに場所を移しての初めての運動会です。遠足や芋ほりなどで来園する事も多いので、子ども達も安心してこれまでの取り組みの成果を発揮することができていました。緑の芝生の広場で、子ども達もそして保護者の皆様も思い存分体を動かした一日でした。

 

以下は保護者の皆様に配布した<運動会コメント集>です。音楽会でも配布しておりますが、その活動のねらい・内容を明確化し、保護者の方にその視点をもって観覧していただくことにより、子ども達の育ちをより一層感じていただけると考えています。

      開会式  

     

平成29年度 運動会コメント集

園長 挨拶

 いよ運動会です。1学期より基礎・基本を大切にしながら、運動活動に取り組んできました。

運動会は、日常の活動の延長上にあることを心がけ、これまで取り組んできたことを発揮する場として位置づけています。活動一つ一つにねらいを持って取り組んできたことをお伝えするためにコメント集を作成しました。競技をご覧になる際に合わせて一読していただければと思います。

子ども達もやる気満々です。活動の成果をご覧いただき、ぜひ、大きな声援をよろしくお願いいたします。

 

年長     ~ かけっこ つなひき マーチング リレー ~ 

     年長 リレー

【かけっこ】 

年長児は、運動における体の使い方が身に付き、調整力が高まる時期です。かけっこでは、『速く走るための体の使い方を意識し、最後まで意欲を持って走る。』『競争心を持ちつつも、友だちと走る喜びを味わう。』ことをねらいとし、取り組んできました。

1学期は、近くの公園で坂道ダッシュも行ってきました。ダッシュをする前には、足の回転が速くなるための体操をし、速く走るための体の使い方を意識しました。雨の日も部屋で「走るのが早くなりたい。」と言って、体操に取り組む姿や、練習をする中で、友だちの走りを見て良い所に気付いたり、試したり、工夫したりする姿、友だちを認め、互いに高め合う姿が見られました。また、数に意識を持ち始めたこともあり、等カードの数字と等旗の数字を合わせて並んでいます。今日も、応援してくださる方にも聞こえるように元気に返事をし、最後まで諦めず走ります。 

年長 かけっこ  年長 かけっこ2

【つなひき】

つなひきでは、『一体感を感じながら、友だちと力を合わせて綱を引く楽しさを味わう。』『引くという動作においての体の使い方を体感する。』ことをねらいとし、取り組んできました。

様々な体の動きを身につけることは、子ども達にとって大切なことですが、「引く力」に必要な背筋力は5,6歳で急激に成長します。これまで、どのようにすれば自分たちの力を最大限に発揮できるかクラスごとに話し合い、作戦を立ててきました。また、2人組になってタオルを用いた綱引きごっこをしては「この引き方だと強い!」「こう(足を開いて態勢を低く)すれば負けない!」など、自分の考えを試して分かったことや友だちの姿を見て気付いたことを伝え合っていました。今日はそれぞれのクラスで考えた引き方で友だちと力を合わせて勝負に挑みます。

    綱引き 
     綱引き2

【マーチング】

マーチングでは、『それぞれ違った役割がある中で、一人ひとりが自分の役割の大切さを感じ、友だちと共に一つのものを作り上げる喜びを感じる。』『ポイントを意識して動く中で空間認知力を高める。』ことをねらいとし、取り組んできました。

マーチングは、ポンポンを手具として、体全体で表現するポンポン隊。旗を自在に動かして躍動するカラーガード。大太鼓、小太鼓、トリオ、シンバルで構成する鼓隊。この3つの役割から成り立っています。今年の曲は『宇宙戦艦ヤマト』です。アニメを知らなかった子ども達も、曲を聞き「かっこいいね!」「戦っているみたい!」と躍動感を感じていました。冒頭の鼓隊演奏、中盤のポンポン・カラーガードによる大三角形を維持したままの隊形移動等、短い中でも見どころ満載です。今日もそれぞれの役割を十分に発揮し、友だちと心を一つに力を合わせて取り組みます。

生き生きとした年長児66人が行う隊形移動やリズムをお楽しみください。

   年長 マーチング

   マーチング2

年中   ~ かけっこ 玉いれ リトミック ~

【かけっこ】

 1学期から走り方の基本である手の振り方や足の出し方、体の倒し方、また、速く走るための走るコースや追い越そうという気持ちを持つことを大切にして取り組んできました。練習を重ねる中で、転んでもすぐに立ち上がりゴールする姿、競い合いながら互いに高め合う姿、友だちの走り方を見て良い所を真似る姿が見られるようになりました。走り終わったら色カードをもらい、色を確認してその色の旗の前に座ります。

 

年中かけっこ1 年中かけっこ 2
【玉いれ】

玉入れでは、かごをめがけて玉を投げることや、入った玉の数を比べることを繰り返し取り組んで来ました。どのようにすれば玉を多く入れることができるのか、クラスごとに話し合い、作戦を立てました。思い思いに投げていた玉も、入りやすい投げ方や距離を試すことで次第に多く入るようになってきました。勝ち負けもありますが、その中でお互いに相手の頑張りを認める気持ちも芽生えました。負けた悔しさから次への意欲に繋がる姿も見られています。また、玉入れの後には保護者の方にも参加していただき、手を繋いだままフラフープリレーをします。親子で息を合わせて、頑張ってください!

      年中 玉いれ

 

【リトミック 海の生き物に大変身!】
 年中では、これまで今後の逆上がりや跳び箱等の様々な運動に繋げていくために必要な、前段階となる活動に取り組んできました。運動会ではその動きを元に、体の部位や筋肉を意識して器械体操をしたり、エアートラックの上で全身を使ってジャンプやスキップをしたりします。また、笛の合図で動いたり、隊形を変えたりと、11人が自主的に行動しています。最初は難しかった「足を頭の後ろへ置く動作」(逆上がりに繋がる動作)や「ブリッジ」(背筋・腹筋及び腕の力を高める動作)等も経験を重ねるごとに、勢いではなく、どの部分に力を入れるのかを理解し、それぞれの動作のポイントを意識し、取り組むようになってきました。また、青くて広いエアートラックから海をイメージして行っています。ジャンプではイルカが水面から飛び出る様子を表現し、より高く跳んだり、ブリッジでは大きなクジラをイメージし、腕を伸ばしてより大きく体が反るように工夫したりしています。子どもの表情や動作の表現の部分も併せて見ていただけたらと思います。

今日は友だちと力を合わせて様々な形や動きを行います。完成した時は大きな拍手をお願いします。

        年中 巧技台登り

年少・満3歳・0・1歳   ~ かけっこ 親子ダンス 親子競技 ~

 【年少 かけっこ】

 年少組では1学期よりおひさまタイムでかけっこに取り組んできました。「歩くこと」「走ること」は様々な運動に繋がる基本的な動作です。速く走ることを意識するよりも、『友だちと一緒に走ることの楽しさや気持ちよさを味わいながら、目標に向かって走る』ことをねらいとし、取り組んできました。 練習の中では、遠くで見ている方にも、“今から走ります”と伝わるよう、まっすぐ手を挙げて大きな声で返事をしています。また、手足を大きく動かして走るために、自分達で手を広げ間隔を取り、ゴールを目指して最後まで走りきることができるようになりました。

 

      年少かけっこ

【年少・満3歳 親子ダンス どんぐりマン】

リトミックでは、拍や速度を意識しながら、それぞれの動物になりきり、ダイナミックに動くことを意識してきました。親子ダンスでは、身体を思いきり動かすことの心地良さを感じ、曲のリズムや歌詞に親しみを持ち、取り組んできました。


リトミック きりん リトミック りす
      親子ダンス
【年少 親子競技 魔法使いの冒険】
 年少は体の能力が高まり始める時期なので、「様々な動きを経験し、身体を動かす楽しさや心地良さを味わうこと」をねらいとして運動に取り組んでいます。この競技では、跳び箱や鉄棒、前回りの前段階としての「グーパー跳び」「ぶら下がり」「手押し車からの前回り」を取り入れています。手足の動かし方や、体をバランスよく支えるためには、どのように体を動かすと良いかを友だち同士で見合いながら考えてきました。また、頑張っている友だちに拍手をしたり、なかなか思うようにできない友だちを応援したりして、友だちの良い所をたくさん見つけながら、自分の良い所も知り、自信をつけてきました。

今日は子ども達が魔法使いになりきって、魔法で姿を変えられた保護者の方をいろんな運動をしながら助けに行きます。保護者の方が変えられた姿になるためのお面はそれぞれご家庭で作ってきていただきました。どんなものに変えられているのかもお楽しみください。

           星のスティック、とれるかな?

【満3歳 親子競技 おいしいものみーつけた!】

3歳児では、これまで楽しみながら取り組んできた運動を、親子競技で取り組みます。

「いもむしごろごろ」は、側方に回転する運動の原型となる運動です。また、寝返りに近い運動ですので、回転系の運動の導入として小さい子どもでもすんなりと取り組めます。全身を伸ばした状態で転がるためには、伸ばした状態を維持しながら最小の動きで回転する力が必要です。「足抜き回り」では、体を小さくして回る動作や自分の体重を支える握力が身につきます。また、勢いのない状態で、重心移動による回転も身につくので鉄棒で回転する際の体の使い方が理解できます。回転の感覚、握力両方が鍛えられる重要な運動です。また「くぐる」ためには、頭や背中・足が梯子に当たらないように動かさなければなりません。そのためには、自分の頭・背中・足等身体各部の位置とその関係、個々の動きのイメージ、空間での動き方などの理解が必要です。この自分の身体のイメージができていないと、運動が効率的にできなかったり、狭いところで身体をあちこちにぶつけたりすることが多くなります。運動が苦手な子どもにとって、身体イメージが十分に形成されていないことは、運動困難の原因の一つと考えられます。毎日取り組む中で、友だちの様子を観て「やってみよう!」という気持ちが生まれたり、「がんばれ~。」と友だちを応援する姿がありました。また、成功体験を重ねていく中で笑顔がたくさん見られるようにもなりました。

 

         おいしいもの見~つけた。

【0・1歳 親子競技 くまモンのおさんぽ】

今年度は0歳児3名、1歳児7名のふたば組です。園生活にもずいぶん慣れ、友だちとも同じ遊びを楽しんだり、運動遊びや制作に目を輝かせていたりと、色々なことに意欲的に取り組んでいます。

この競技では、日頃の遊びの中で培った、01歳ならではの手や足の力、バランス力を保護者の方と一緒に楽しみながら発揮することをねらいとしています。

今日は、皆の大好きなくまモンになって、かけっこ、大玉転がし、大型積木の橋に挑戦し、バスに乗って熊本城までドライブします。小さなくまモン達は、保護者の方と一緒にゴールまで頑張ってくれることでしょう。ゴールの熊本城の石垣は、子ども達が絵の具の感触を味わいながらペタペタと手形を押したものを丸めて貼っています。よく見て頂くと、手の形や指の形がわかるかもしれません。

           0・1歳もいろんなことができるようになりました。

 

           父母競技 むかで競争

 

 

 

 

 

 



 




 

 

 

 

 

 











 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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