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園だより

青空の下の運動会

最終更新日[2015年11月17日]

はじめに

青空の下で運動会

1学期より「走る・跳ぶ・登る・蹴る・投げる・ぶら下がる」などの基本動作中心とした運動遊びに取り組み、運動会はその日頃の生活の延長上にあるよう心掛けています。様々な運動活動を経験してきた子どもたちは「体を動かすって気持ちがいい」「運動って楽しい」と感じるようになってきました。また、毎日のおひさまタイムで「しせい体奏」やリズムダンスに取り組み、体を心地よく動かしています。

 こうした日頃の運動活動を保護者の皆様にも見ていただくことも含め、1011日、NHKグランドで運動会を行いました。 

それぞれの活動にねらいを持って取り組んできたことを競技の前にコメントとしてお知らせしたところ「先生方は発達などの観点から、しっかり考えて取り組んでおられることがよくわかりました。」などのご意見をいただきました。子ども達が頑張っている写真にそのコメントも合わせて掲載しましたので、ご覧ください。このコメント集は、保護者の皆様には運動会前にお渡し、ねらいをご理解いただいたうえで当日、観ていただきました。

 

 開会式  園長先生のお話

 

しせい体奏    子ども達の声が空まで響いていました。

年長

かけっこ

かけっこでは、『速く走るための身体の使い方を意識し、最後まで意欲を持って走る。』『競争心を持ちつつも、友だちと走る喜びを味わう。』ことをねらいとし、取り組んできました。

練習をする中で、友だちの走りを見て良い所に気付いたり、試したり、工夫したりする姿や、友だちを認め、互いに高め合う姿が見られました。また、数に意識を持ち始めたこともあり、等カードの数字と等旗の数字を合わせて並んでいます。今日は、応援してくださる方にも聞こえるように元気に返事をし、最後まで諦めず走ります。

 

 

 

保護者の方に伝わるように大きな声で返事をします。  年長 かけっこ

ようい、ドン!  祖父母の方にも応援されて…。

つなひき  力を合わせてつなひき!わっしょい!

つなひきでは、『一体感を感じながら、友だちと力を合わせて綱を引く楽しさを味わう。』『引くという動作においての身体の使い方を体感する。』ことをねらいとし、取り組んできました。様々な身体の動きを身につけることは、子ども達にとって大切なことですが、「引く力」は5,6歳で急激に成長します。これまで、どのようにすれば最大の力が出せるのかをみんなで考え、引く時の身体の使い方や勝つための作戦を話し合ってきました。

 今日はそれぞれのクラスで話し合って決めた並び方、引き方で、友だちと息を合わせ、最後まで諦めずに頑張ります。


年長 つなひき  力を合わせて、わっしょい!わっしょい!

 

お父様方の綱引き  がんばれ~、お父さん!

 

           綱引き後にお父様方とゲームもしました。

団体  クラス対抗リレー 

 

 リレーでは、『バトンをつなぐ連帯感を感じながら、チームで競い合う楽しさを感じる。』『チームの友だちと協力し、最後まで諦めずに一人ひとりの力を発揮する。』ことをねらいとし、取り組んできました。友だちと競い合ったり、一緒に力を合わせたりしながら、勝つ喜びや負ける悔しさを感じた子ども達は、どのようにしたら勝てるのかをクラス全体で話し合い、練習をしてきました。今年はバトンの形も、作ったり、試したりしながら、一番受け渡しやすいバトンをそれぞれのチームで決定しました。

 今日も一人ひとりがチームの一員として力を発揮し、互いに励まし合い、チーム一丸となって一つのバトンを繋ぎます。

年長 リレー やった~!

マーチング 夢に向かって出発だ!

 

 マーチングでは、『それぞれ違った役割がある中で、一人ひとりが自分の役割の大切さを感じ、友だちと共に一つのものを作り上げる喜びを感じる。』『振りやリズムを考え、試したり、工夫したりする。』ことをねらいとし、取り組んできました。

マーチングは、ポンポンを手具として、体全体で表現するポンポン隊。旗を自在に動かして躍動するカラーガード。大太鼓、小太鼓、トリオ、シンバルで構成する鼓隊。この3つの役割から成り立っています。今年度はマーチングフェスティバルに出場し、多くの方に披露し、見ている方を感動させる喜びや嬉しさも味わってきました。今日は、マーチングフェスティバルでの流れを基に、表現方法や振り、リズムを子ども達と考え、再構成し、発表いたします。

 生き生きとした年長児66人の演技をご覧ください。

年長 マーチング

一人一人が考えて行動しています。

羅針盤を表現しました。

 

ブリッジ

年中

リトミック 森へ行こう

年中では、2クラス合同でリトミック活動を行ってきました。

リトミックでは、身体の部位や使い方、筋肉を意識し、身体を動かすこと(運動的要素)、音や拍や強弱、速度などを意識しながら身体を動かすこと(音楽的要素)をねらいとしています。子どもたちは、リズムや音に合わせさまざまな動物の動きを表現することを楽しんできました。スキップやブリッジなど、最初は少し難しかった動きも、経験を重ねるごとにリズムに合わせ跳びはねることや、腕や足で自分の身体を支えることができるようになってきました。また、友だちと一緒に活動することで、より一層意欲をもって表現しています。子どもたちの頑張りをご覧ください。

年中 リトミック 巧技台登り  身体がばねのようにはじけています。

年中 リトミック りす  年中 リトミック キリン

年中 リトミック ぞう  身体全体を使っての表現。

 

 即時反応とバランス。 どんぐりのキャッチボール

           みんな、頑張っています。

かけっこ

 

1学期から、走り方の基本である手の振り方や足の出し方、身体の倒し方を意識することで、速く走るための走り方を考えながら繰り返し取り組んできました。最後まで自分の力を精一杯出して走ったり、転んでも自分で立ち上がり、泣かずにゴールを目指したりする姿が見られるようになりました。また、友だちの頑張りを認め応援する気持ちも出てきました。走り終わったら色カードをもらい、色を確認し、その色の旗の前に座ります。 今日は、応援してくださる方々に今から走ることを伝えるために、まっすぐ手を挙げ、大きな声で返事をして、一生懸命走ることでしょう。

年中 かけっこ  がんばれ~!

玉入れ  どっちがいっぱいはいるかな?

玉入れでは、かごをめがけて玉を投げることや、入った玉の数を比べることを繰り返し取り組んできました。室内で行う際は、新聞紙で玉を作り練習してきました。子どもたちは玉の大きさや大きさの違いによっても入り方が違うことに気付いたようです。思い思いに投げていた玉も、入りやすい投げ方や距離を試すことで次第に多く入るようになってきました。

勝ち負けもありますが、その中で負けた悔しさから次への意欲へつながる場面もありました。クラスで“どうしたらたくさん玉が入るか”を話し合い、子どもたち自身が考え、工夫しています。

年中 玉入れ   どうやったら入るのか考えながら投げています。

親子競技  おみこしわっしょい!

 

今回の競技では、『親指を下にして握ることを意識しながらぶら下がること』『数の大小に気付くこと』『友だちと気持ちを合わせて活動すること』をねらいとしています。筋力も随分ついてきて、1学期に比べると長い時間ぶら下がることができるようになり、雲梯もたくさんすすめるようになりました。

今日は保護者の方の支える棒にぶら下がりますので、大きくなったお子様の重さを感じられることと思います。

またサイコロを振り、数の多少を比べ、数えてすすむ、という遊びの中での活動も取り入れています。

年少・ひよこ

リズム  どうぶつ体奏

 

 親子体操では『身体の曲げ伸ばしを意識しながら、身体を思いきり動かすことの心地よさを感じる』ことをねらいとし、毎朝のおひさまタイムでしせい体奏と共に、取り組んできました。学園の体操である「どうぶつ体奏」に、リトミックで取り組んでいる動きも取り入れ、それぞれの動物になりきります。体操の途中では「バランス」「押す」「回る」など保護者の方とふれ合いながらできる運動を取り入れています。

年少・ひよこ どうぶつ体奏   家庭でも練習していただいた足抜き回り

 

            年少 親子で触れ合いながら…。

【年少 かけっこ

 「歩くこと」「走ること」は体幹を強くする基本的な運動です。年少組では毎日のおひさまタイムでかけっこに取り組んできました。

 練習を重ねる中で、「まっすぐ手を挙げて元気に返事をすると、遠くで見ておられる保護者の方に、“今から走ります。”と知らせられるね。」と、返事にも意気込みが感じられるようになりました。

年少さんも自分で間隔をとれます。   年少 元気な返事。
   

            年少 かけっこ

 

【年少 親子競技  にんにん忍者の修行でござる


 年少は身体の能力が高まり始める時期なので、『様々な動きを経験し、身体を動かす楽しさや心地よさを味わうこと』をねらいとして、様々な活動に取り組んできました。

その中でこの競技では、「跳ぶ」「くぐる」「ぶらさがる」の他に「ケンパー跳び」「手押し車」からの「前回り」などの動作を取り入れています。ケンパー跳びは当初、足を揃えて跳ぶグーパー跳びから初め、現在では片足でバランスを取りながら跳ぶことへと移行してきたところです。3クラス合同で行っているリトミックやマット運動にも、楽しみながら取り組んでいる、もも・さくら・たんぽぽ忍者は、きっと機敏な動きを見せてくれることでしょう。

 最後にはお城の上で自分の好きなポーズを取り、保護者の方とゴールします。お見逃しなく!

忍者になってくぐって、跳んで。 年少 親子競技 手押し車

 

【満3歳 親子競技  それいけ!アンパンマン

 

 ひよこ組は、1学期より楽しみながらいろいろな運動に取り組んできました。親子競技では、その中から3つのことに取り組みます。跳び下りる動作では『両足をそろえて着地すること』、手押し車では『肘を伸ばして腕で自分の身体を支えること』、投げる動作では『腕を後ろに引いて投げること』を目標にしてきました。

最初はうまくいかなくても、毎日練習して成功体験を重ねる中で「もっとやりたいなあ。」という意欲に繋がってきました。手を挙げて返事をすることも上手になってきたひよこ組さんが、今日は大好きなアンパンマンに変身します。

満3歳さんも返事が上手にできています。     満3歳 親子競技 手押し車

                 満3歳 親子競技 積木渡り

 

 

子ども達と制作した蝶。

 

ふたば <0・1歳>

 

親子競技 はらぺこあおむしのおさんぽ 

今年度から認定こども園になり、小さな友だちが増えました。0歳児3名、1歳児9名のふたば組です。園生活にも随分慣れ、色々なことに意欲的に挑戦しています。

この競技では、日頃行っている運動遊びで培った手や足の力を保護者の方と共に発揮することをねらいとしています。今日は、入園当初から毎日親しんできた大好きな「はらぺこあおむし」になって、かけっこ、トンネルくぐり、大型積木のミニサーキットを行います。保護者の方に向かって元気に走ってくれることでしょう。

ゴールのあおむしと蝶の絵は、子ども達が両手で絵の具の感触を味わいながらぺたぺた塗ったものを張り合わせて作りました。よく見ると子ども達の手型が見えると思います。

   1歳さんも返事が上手です。    トンネルくぐっていけるかな

0・1歳 親子競技  大好きなはらぺこあおむしに向かって頑張る子ども達。

最後に

 当日は、祖父母・卒園生・そして未就園児の皆様にも多数参加していただき、楽しい運動会となりました。また、保護者の皆様にもお手伝いいただき滞りなく会ができましたことを心からお礼申し上げます。

これからも、地域に根ざした第二幼稚園でありたいと思います。

【祖父母競技 風に吹かれて一緒に走ろう!

子ども達の思い出となることでしょう。  祖父母の方も楽しそうです。

卒園生  こんなに大きくなりました 
みんな、大きくなったね!  卒園生とかけっこ

          まだまだ、まけないぞ~。 

新 入 適 齢 児 もうすぐうれしい幼稚園♪】 

    たくさんのお友だちが走りに来てくれました。















 

 





 

 



 

 

 

 

 

 














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